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昼寝ネコの雑記帳

埋葬直前に、オーギーが蘇生し生き返った


Astor Piazzolla-Milonga del Ángel


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 器械といえど、寿命が尽きてお別れするときは、どうしても感情移入してしまう。昨日、寿命宣告を受けたインクジェット・プリンターには、オーギーという名前を付けて呼びかけていた。今日、同機種の新しいプリンターが届いたので、その大きなボール箱にオーギーを入れ、別れの声をかけ外に出した。心なしか、オーギーの悲しさが伝わってきた。

 早速、新しいプリンターで試験印刷をしてみた。ところが、同じような症状であり、色が薄くて商品にならない状態だった。キャノンのサポートセンターに電話して状況を説明したら、試しに他のパソコンから印刷できないかと言われたので、古い方のiMACであるヘレンで試してみた。すると、ちゃんと色が再現された。ということは、プリンターの原因ではなく他に原因があるということになる。

 アップルに電話して状況を説明したが、そのような質問は初めてだという。そのとき、アクセシビリティという領域で画面が見やすくなるよう、いろいろ設定変更したことを思い出し、そのことを説明した。結論は、それらの設定を外したところ、なんとかまずまずの色合いで、印刷をすることができた。

 オーギーは一体、何年働いてくれていたのだろう。ふと思い立って、アスクルで過去の注文履歴を調べてみた。過去2年分の履歴しか検索できないようなので、特定することが出来ないだろうと思った。しかし、なんと驚いたことに何年も酷使したというのは、その以前の同型機種であり、オーギーを購入したのは昨年の7月のことだった。1年も経っていないのに、酷い勘違いで廃棄・埋葬するところだった。口に出して不平を言えない器械なので、さぞや無念だっただろうと思う。早速、箱詰めにされたオーギーを外から屋内に持ち帰った。まだ当分は、一緒に働いてもらうことになる。

 さて、今日は自分の不勉強を改めて痛感したので、恥を忍んで記録させていただく。数年来、旧ユーゴスラビアに関する内乱については、ある程度理解しているつもりでいた。今日の余命ブログで「コソボ方式」という言葉を目にした。これまで何度も余命ブログで目にしていたが、調べて確認しようと思いつつ、つい放置したままになっていた。さすがに遙か遠いヨーロッパのことだし、そんなに差し迫って気に留めていなかったというのが正直なところだ。

 しかし「在日への対応がコソボ方式になる」という表現を目にしたので、そのコソボ方式のなんたるかについて、調べようと思った。googleで検索した最初のページにある、「美しい日本の未来を創造しましょう」というタイトルと概要が目に留まり、開いてみた。もしかしたら、読者の皆さんの多くはこのブログをご存知かもしれないが、私は初めて目にした。サブタイトルはには「世界恒久平和を願いつつ、自由を伴う日本の平和を維持するため、政治・軍事・教育・メディアなど、明るい未来を創造するための情報を積極的に発信してございます。」と書かれていた。

 肝心の検索結果の記事のタイトルは、

 「在日処理」④の具体的シナリオを考える④ 「在日処理」の秘策「コソボ・クリミア方式」とは?そして、自衛隊の「殲滅プラン」とは?

 となっていた。私にとっては長文だったが、タイトルにある「コソボ・クリミア方式」については、旧ユーゴスラビアの歴史を起点として、詳解されておりとても理解しやすかった。読み進むと、「コソボ・クリミア方式」というのは単一の方式なのではなく、コソボ方式とクリミア方式という、異なる2種類の対応方式であることが分かる。つまり、旧ユーゴスラビアの歴史過程と、クリミアにおけるウクライナとソ連の対立構造を詳解し、それぞれ異なる展開になったことが理解できるようになっている。遠い海外の情報というのではなく、現在日本国内の水面下で着実に進行していると思われる、在日外国人および反日日本人・団体に対する対応方法と並列比較して述べられていた。

 興味深いことに、文中で以下の表現を見つけた。

(引用1)
 反国家勢力の掃討、駆逐には超法規的武装組織は絶対に必要です。戦時下では人権うんぬんよりも国民の安全と治安維持が全てにおいて優先されます。「余命3年時事日記」が示す反日勢力殲滅プランは下記の通りです。

(引用2)
日本におけるメディアの殲滅破壊はNHKの「放送設備」だけを残して30分で任務完了と、驚くべき情報が「余命3年時事日記」では示されました。荒唐無稽に思えるでしょうか。しかし、その背景となる法律が存在するとすれば、いかがでしょうか。

 このように、少なくとも2カ所で「余命3年時事日記」を参照していた。「余命3年」なので、おそらくは初代かず先生の頃の記事を参照されたのだろうか。一応は当時の全てを保存しているが、所在までは記憶にない。ブログ主は元軍人だと自己紹介している。余命ブログでも、自衛隊OBの皆さんによる座談会形式の記事が、ひと頃は頻出していたように記憶している。

 「美しい日本の未来を創造しましょう」は、明らかに軍事的視点から事象を捉えているようだ。ブログ形式だが、会員登録制となっている。興味深い分野なので、登録申請してみた。

 改めて、現代社会に生きる私たちは、実に多くのテーマを視野に入れなくてはならないことを痛感している。私たち一般人にとっては、文字通り両手に余るほどの量だ。しかし、ある水準の認識力と洞察力を有する有権者が増え、選挙に棄権しない有権者の絶対数が増えれば増えるほど、日本の行く末はより安全になると確信している。

「美しい日本の未来を創造しましょう」
今日の引用記事が掲載されているURL
 goo.gl/nzQmUW


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by hirune-neko | 2017-06-29 00:07 | インテリジェンス | Comments(0)
<< 高場将美先生の訃報を目にした 家出ではない、ちょっと旅に出るだけだ >>



妄想から始まり、脳内人格を与えられた不思議な存在

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昼寝ネコのプロフィール
・1951年
 小さいころ、雨ざらしで目ヤニだらけの捨てネコを拾ってきては、親から小言をいわれる。小学校低学年の音楽と図工は通信簿が「2」。中学からバスケを始めるも、高校2年で部活を止め、ジャズ喫茶通いが日課となる。授業が退屈でがまんできず、短編小説を書いては授業中のクラスで強制的に回覧させ、同級生の晩学を妨げることしばしば。早く卒業してほしいと、とくに物理の先生が嘆いていたようだ。ビル・エバンス、チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーンに心酔。受験勉強をすっかり怠り、頭の中は浸水状態。

・1969年 
 中央大学経済学部入学
 まぐれで合格するも、東大安田闘争・70年安保闘争などの影響で神田界隈はマヒ状態。連日機動隊がやってきて大学はロックアウト・封鎖の繰り返し。すっかり希望を失い、大いなる時間の浪費が始まる。記憶に残っているのは、ジャズを聴いたこと、大学ノートに何やら書きなぐったこと、ぼーっと考えごとをすること。数限りなく、雑多なアルバイトをやったこと。一応は無難にこなした・・・はずだ。いろいろ本を買いあさったが「積ん読状態」で、ただ、アルベール・カミュの作品には衝撃を受ける。それと、寮生活だったので、嫌いだった納豆を食べられるようになったのは、収穫だった。

・1974年 
 同大学卒業
 1年留年し、5年かけてなんとか卒業。理由は単位を落としたからだが、結局5年間の学生生活で授業に出席したのは、おそらく数十日ではなかったろうか。毎回レポート試験で単位をいただいたが、ほとんどは寮生仲間に「餃子ライス」を報酬に、作成を代行してもらった。今さら卒業証書を返還せよといわれても、もう時効だろう。白門同窓生の恥部であることは、重々自覚している。
     
・2006年 
 現在に至る
 プロポーズしたら1週間待ってくれという。そんなに待てないといったら、翌日ハート型のケーキを焼いて待っていてくれた。世の中には奇特な女性がいるものだ。おまけに4人も子どもを産み育ててくれて・・・育児放棄の夫に寛大な女性で・・・おまけに子どもたちは・・・三人の息子と息子のような娘が一人なのだが・・・父親を反面教師として、なんとか実社会に順応している。大したものだ。わが家には、「親の七光り」など存在せず、「子の七光り」で恩恵をいただいているようなものだ。

・2010年 宇宙の旅
 人生も、それなりに辛抱して生きていれば、悪いことばかりではないなと思っている。2010年には、どこで何をしていることやら。宇宙のチリになっているのか、地中に埋もれているのか、はたまた相変わらず時間を見つけては昼寝三昧なのか、こればかりは全く予測がつかない。

・現在
 このブログを始めた頃、2010年なんてずっと未来の存在だった。でも、気がついてみたら2010年はすでに過去のできごとになってしまった。2013年になり、もうじき2014年になろうとしているこの時期に、改めてブログに書き残された何編もの雑文が、自分の心の軌跡という遺産になっていることを感じている。6年前に「昼寝ネコの雑記帳」という単行本を出版した。最近は「続・昼寝ネコの雑記帳~創作短編集」を発刊しようと、密かに機会を窺っている。
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