昼寝ネコの雑記帳

一日の終わりに心地よい疲労感に包まれて


Bill Evans "Peace Piece"


いつもクリックを有難うございます。励みになっています。


 ブログ読者の方で、一面識もないのだが、大きな広口瓶を送ってくれた。中には小粒ラッキョウの酢漬けが、たくさん入っている。小さいので、皮をむくのにとても根気が必要だったと思う。地元で採れたラッキョウの自家製なので、最も安心して食べられる。有難いことだ。
 
 もともとは、同居している94才の義母の食欲がなくなり、小粒ラッキョウを食べたいと言っている、とブログに書いたのを読まれて、送ってくれたのがそもそもの始まりである。

 私のような見ず知らずの妄想奇人に対し、親切にしてくださって大変有難く思っている。この場を借りて、改めてお礼申し上げる。ご自身の方が心配事を抱えていらっしゃるにも拘わらず、大変な労力を割いてくださり、頭の下がる思いだ。

 昨晩編集した製作物に修正指示があった。少しだけだったので、短時間で修正し送信した。これで校了になってくれれば、次の遅延製作物に集中できるようになる。最近はアドビ製品のインデザインというDTPソフトが主流になっているようだが、私自身は数十年使い慣れている、クォーク・エクスプレスを今でも使っている。

 アマゾンが電子書籍を日本でも普及させ始めた頃は、キンドルブックはクォークでは作ることができなかった。しかし、最新のクオークで作成した文書を保存しようとすると、キンドル版としての選択肢がある。まだ試していないが、製作と流通、それといろいろなキンドルサービスの仕組みを学べば、なんとか電子書籍を発行できると思っている。

 最初は、約10年前に発行した「昼寝ネコの雑記帳」を、校正し直して紙の書籍で復刻させ、同時にキンドル版で出版してみようと思っている。初版本は在庫が品切れになってしまったが、思い出深いので小ロットを印刷したいと思う。

 キンドル版は、原稿、製作、流通と、すべて自分でできればこんなリスクのない出版はない。これまでブログで時々発表した短編だけを集め、短編集として発表するのがいいのか、あるいはいろいろなテーマの文章をカテゴリー毎に分けて、一冊の単行本にした方がいいのか迷っている。

 10年以上の記事をすべて読み返すのは、なかなか大変な作業だと思うが、まずは「続・昼寝ネコの雑記帳」として出版したいと思う。・・・やはり、私らしくいろいろなテーマをエッセイ集として共存させた方がいいのかもしれない。

 あれやこれや、実現の可能性がそれなりに高い案件が、いくつかあるというのは、恵まれた環境だと思う。せめて晩年は、実務的な業務一色の生活ではなく、思索し、架空の主人公と対話しながら、創作する時間を確保できたら、佳き人生だったと思えるに違いない。


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by hirune-neko | 2017-06-16 00:28 | 心の中のできごと | Comments(0)
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昼寝ネコのプロフィール
・1951年
 小さいころ、雨ざらしで目ヤニだらけの捨てネコを拾ってきては、親から小言をいわれる。小学校低学年の音楽と図工は通信簿が「2」。中学からバスケを始めるも、高校2年で部活を止め、ジャズ喫茶通いが日課となる。授業が退屈でがまんできず、短編小説を書いては授業中のクラスで強制的に回覧させ、同級生の晩学を妨げることしばしば。早く卒業してほしいと、とくに物理の先生が嘆いていたようだ。ビル・エバンス、チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーンに心酔。受験勉強をすっかり怠り、頭の中は浸水状態。

・1969年 
 中央大学経済学部入学
 まぐれで合格するも、東大安田闘争・70年安保闘争などの影響で神田界隈はマヒ状態。連日機動隊がやってきて大学はロックアウト・封鎖の繰り返し。すっかり希望を失い、大いなる時間の浪費が始まる。記憶に残っているのは、ジャズを聴いたこと、大学ノートに何やら書きなぐったこと、ぼーっと考えごとをすること。数限りなく、雑多なアルバイトをやったこと。一応は無難にこなした・・・はずだ。いろいろ本を買いあさったが「積ん読状態」で、ただ、アルベール・カミュの作品には衝撃を受ける。それと、寮生活だったので、嫌いだった納豆を食べられるようになったのは、収穫だった。

・1974年 
 同大学卒業
 1年留年し、5年かけてなんとか卒業。理由は単位を落としたからだが、結局5年間の学生生活で授業に出席したのは、おそらく数十日ではなかったろうか。毎回レポート試験で単位をいただいたが、ほとんどは寮生仲間に「餃子ライス」を報酬に、作成を代行してもらった。今さら卒業証書を返還せよといわれても、もう時効だろう。白門同窓生の恥部であることは、重々自覚している。
     
・2006年 
 現在に至る
 プロポーズしたら1週間待ってくれという。そんなに待てないといったら、翌日ハート型のケーキを焼いて待っていてくれた。世の中には奇特な女性がいるものだ。おまけに4人も子どもを産み育ててくれて・・・育児放棄の夫に寛大な女性で・・・おまけに子どもたちは・・・三人の息子と息子のような娘が一人なのだが・・・父親を反面教師として、なんとか実社会に順応している。大したものだ。わが家には、「親の七光り」など存在せず、「子の七光り」で恩恵をいただいているようなものだ。

・2010年 宇宙の旅
 人生も、それなりに辛抱して生きていれば、悪いことばかりではないなと思っている。2010年には、どこで何をしていることやら。宇宙のチリになっているのか、地中に埋もれているのか、はたまた相変わらず時間を見つけては昼寝三昧なのか、こればかりは全く予測がつかない。

・現在
 このブログを始めた頃、2010年なんてずっと未来の存在だった。でも、気がついてみたら2010年はすでに過去のできごとになってしまった。2013年になり、もうじき2014年になろうとしているこの時期に、改めてブログに書き残された何編もの雑文が、自分の心の軌跡という遺産になっていることを感じている。6年前に「昼寝ネコの雑記帳」という単行本を出版した。最近は「続・昼寝ネコの雑記帳~創作短編集」を発刊しようと、密かに機会を窺っている。
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