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昼寝ネコの雑記帳

外出時間の長い一日で、少々くたびれた


Astor Piazzolla: Hommage à Liège

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  今日は朝から出ずっぱりで、さすがにくたびれてしまった。今日は長い文章を書かず、そろそろ店じまいしようと思う。 

  冒頭に掲載したのは、バンドネオン奏者のマリオ・ステファノ・ピエトロ樽生、ギター奏者のルカ・ルッチが、オーケストラと共演したピアソラの作品だ。少々長い動画なのだが、私はこのバンドネオン奏者がとても個性的だと思っている。ある時、私がこのバンドネオン走者をブログで紹介したところ、今は亡きピアソラオタクの福岡貞夫さんが、なかなかいいですねと言ってくれたのを思い出した。

 これほど感情移入し、忘我の境地で演奏する人も珍しいのではないだろうか。ピアソラの作品なので、好き嫌いはあると思うのだが、たまにはこのような個性的な演奏家の演奏もいいのではないだろうか。

 今日の午後7時から、アメリカで著名らしいネットマーケターの流れをくむ、日本人の方と話し合いを持った。事前に資料を送っていたのだが、今日は改めて私の構想や考え方を伝えた。途中で中座した彼は、何やら本を1冊持ってきた。帰りにお持ちくださいといわれた。その本のタイトルを見ると、「やらない決意」(井口晃・著)となっていた。

 どうやら、私があれやこれやいくつもの要素を視野に入れて抱えて込んでいるため、なるべく絞り込んで集中した方がいいと思ったらしい。彼は自分もそういう傾向があるので、気持ちはよくわかるがやはりここは絞り込みましょうといわれた。確かにそうなのかもしれない。しかしこれは私の性格なので、そう簡単に変えられるものでもない。
 いろいろ話を聞いているうちに、なかなかよく勉強していると思った。不思議なご縁で、彼の両親は独身時代からの私の知人だった。あれからもう30年にはなるのではないだろうか。知人の息子さんから、自分の専門外の領域についてレクチャーを受けるというのは、少し不思議な感覚だった。

 帰宅してから、彼にお礼のメールを送った。その際、冗談半分で、もし将来ノーベル即興文学賞なるものが新設されたら、私はその候補者になるかもしれませんといって、過去のお気に入りの作品のURLを一緒に送った。また、あれこれ視野に入れているなと呆れられるだろう。

 いつもの私とすれば、とても短い文章なのだが、これ以上ダラダラととりとめもないことを書いても、読者の皆さんのご迷惑になるばかりなので、今日ばかりはここまでにさせていただく。

 1つだけ付け加えると、予想外の意外な展開が生まれそうだ。アメリカ人、日本人、韓国人の3人の方々に対して、今日の日本の社会情勢をレクチャーすることになるかもしれない。正直にいうととても気が重い。当然のことだが、私は日本人として日本の国家安全保障という視点から意見を述べるつもりだ。もちろん私に依頼してきた人間もそれを期待している。
 しかし、目の前には軍人上がりの韓国人が座っていることになる。表現方法に留意する必要があると思うが、やはり現実を直視しストレートに述べるつもりでいる。まさに今現在は、日本と韓国の間に難問が山積している。それ以上に、素人判断でも韓国という国そのものが、重篤な状態で危殆に貧していると思っている。
 今日のニュースでは、竹島に韓国の知事が上陸したらしい。世論の後押しを受けて、日本政府が竹島の不法滞在軍人を排除しようとした場合、たとえ局地的な武力衝突であっても、日韓の有事という既成事実ができあがるだろう。すると必然的に、韓国の国民総動員の方が適用され、日本に住む韓国人は、直ちに軍属となるはずなので、その流れでいくとテロリスト、ゲリラ、便衣兵となってしまうだろう。
 そのような私のレクチャーを聞いたとき、元軍人の韓国人はどのような反応示すだろうか。やれやれ、本当に気の重い話だ。しかし、過去の日本政府の対応を見ていると、穏やかに控えめに接していても、何の進展もなく却ってそこを弱点として、衝いてこられたのではないだろうか。

 正しいと思った意見ははっきり述べるのが私の信条である。本当に融通のきかない頑固人間だ・ ・ ・いや、頑固ネコだと今更ながら、自分自身に呆れている。しかし私はいつでも自分らしくあろうとしているので、仮に一悶着あったとしても「ケンチャナヨ」である。これは確か韓国語で「なんとかなるさ」という意味ではなかっただろうか。

【将来のノーベル即興文学賞候補作品】
 「長く退屈な話〜迷える子羊の教会: The Church for the Lost Sheep」
 http://hiruneneko.exblog.jp/25543580/


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by hirune-neko | 2017-01-27 00:41 | 現実的なお話し | Comments(0)
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妄想から始まり、脳内人格を与えられた不思議な存在

by hirune-neko
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昼寝ネコのプロフィール
・1951年
 小さいころ、雨ざらしで目ヤニだらけの捨てネコを拾ってきては、親から小言をいわれる。小学校低学年の音楽と図工は通信簿が「2」。中学からバスケを始めるも、高校2年で部活を止め、ジャズ喫茶通いが日課となる。授業が退屈でがまんできず、短編小説を書いては授業中のクラスで強制的に回覧させ、同級生の晩学を妨げることしばしば。早く卒業してほしいと、とくに物理の先生が嘆いていたようだ。ビル・エバンス、チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーンに心酔。受験勉強をすっかり怠り、頭の中は浸水状態。

・1969年 
 中央大学経済学部入学
 まぐれで合格するも、東大安田闘争・70年安保闘争などの影響で神田界隈はマヒ状態。連日機動隊がやってきて大学はロックアウト・封鎖の繰り返し。すっかり希望を失い、大いなる時間の浪費が始まる。記憶に残っているのは、ジャズを聴いたこと、大学ノートに何やら書きなぐったこと、ぼーっと考えごとをすること。数限りなく、雑多なアルバイトをやったこと。一応は無難にこなした・・・はずだ。いろいろ本を買いあさったが「積ん読状態」で、ただ、アルベール・カミュの作品には衝撃を受ける。それと、寮生活だったので、嫌いだった納豆を食べられるようになったのは、収穫だった。

・1974年 
 同大学卒業
 1年留年し、5年かけてなんとか卒業。理由は単位を落としたからだが、結局5年間の学生生活で授業に出席したのは、おそらく数十日ではなかったろうか。毎回レポート試験で単位をいただいたが、ほとんどは寮生仲間に「餃子ライス」を報酬に、作成を代行してもらった。今さら卒業証書を返還せよといわれても、もう時効だろう。白門同窓生の恥部であることは、重々自覚している。
     
・2006年 
 現在に至る
 プロポーズしたら1週間待ってくれという。そんなに待てないといったら、翌日ハート型のケーキを焼いて待っていてくれた。世の中には奇特な女性がいるものだ。おまけに4人も子どもを産み育ててくれて・・・育児放棄の夫に寛大な女性で・・・おまけに子どもたちは・・・三人の息子と息子のような娘が一人なのだが・・・父親を反面教師として、なんとか実社会に順応している。大したものだ。わが家には、「親の七光り」など存在せず、「子の七光り」で恩恵をいただいているようなものだ。

・2010年 宇宙の旅
 人生も、それなりに辛抱して生きていれば、悪いことばかりではないなと思っている。2010年には、どこで何をしていることやら。宇宙のチリになっているのか、地中に埋もれているのか、はたまた相変わらず時間を見つけては昼寝三昧なのか、こればかりは全く予測がつかない。

・現在
 このブログを始めた頃、2010年なんてずっと未来の存在だった。でも、気がついてみたら2010年はすでに過去のできごとになってしまった。2013年になり、もうじき2014年になろうとしているこの時期に、改めてブログに書き残された何編もの雑文が、自分の心の軌跡という遺産になっていることを感じている。6年前に「昼寝ネコの雑記帳」という単行本を出版した。最近は「続・昼寝ネコの雑記帳~創作短編集」を発刊しようと、密かに機会を窺っている。
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