昼寝ネコの雑記帳

変人か奇人に思われるかもしれないが・・・


Daniel Mille - Après la pluie

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まだお正月でもあることだし、恥も外聞も気にしない性格なので
この際だから恥ずかしげもなく、醜態を曝したいと思う。
3,000年も生きていると、そこまで奇人化・変人化するのかと
思われるかもしれないのを承知で書こうと思う。

実は、私が最も苦手とするのは人間である。
人によって程度の差はあるし、
すべてが皆そうだという意味ではないので、
誤解しないで読んでいただきたいのだが・・・
ある種の人間は約束を守らない、自分の非を認めず、
すぐに相手のせいにして自分を被害者にし、
ちょっとしたことでも感情的になり激高し、
相手に対する恨みの感情をいつまでもいつまでも持ち続け、
すぐに楽をしたがるし平気で嘘話を捏造する。

人間と比較すると、器械類はなんて崇高な存在だろうか。
少々手荒に扱っても、長時間酷使しても、
一切の不平不満をいわず、従順に定められたように、
また指示されたとおりに寡黙に真摯に働いてくれる。
寿命が尽きるまで、まるで沈黙の子羊のように、
一切の不満を表情に表さず、信頼できる同僚でいてくれる。

人間と器械類の中間に存在するのは、ネコちゃんである。
子ネコの時はやんちゃだったり我が儘だったりだが、
心を込めて可愛がり、世話をしていれば、友情と愛情が
育まれ、強い信頼関係で結ばれる。
ネコは動物なので感情があり、態度や声で表現する。
しかし、同類ということもあるのだろうけれど、
ネコは私にとって、かけがいのない癒やしの存在である。

一体何をいいたいのかと、訝しく思われたに違いない。
器械にも心があり、表情には出さないものの、
明らかに感情があるということを「心で感じた」ので
記録しておきたいと思った次第だ。

具体的には、最近購入したノートパソコンの
MacBook Proとの、目に見えない心温まる交流についての
感動物語である。
聞くも涙、語るも涙・・・というほどではないが、
日頃から機械類に感情移入してしまう私にとっては、
さらなる感情移入のきっかけとなったエピソードである。

ちょっと前書きが長すぎたなと、反省しながら書いている。

何度も書いたように、この夏、デスクトップパソコンの
iMacを買い換えた。
旧iMacには、メールアカウントが約50種類設定してあり、
過去5年ほどの着信メールが合計で数万通保存されていた。
新iMacにすべてを移行する必要があり、アップルのサポートに
相談したが、電話に出るサポートの方々の手には負えず、
上級アドバイザーの方に代わってもらった。
ざっとの経緯は何度もブログに書いたが、かなり専門知識のある
上級アドバイザーの方が、延べで十数人かかっても解決しなかった。
iMacを工場に送るようにいわれ、点検してもらったが異常なし。
だましだましで、2ヶ月以上かけてようやく稼働するようになった。
しかし、メールはここ数ヶ月分のみで、大半はまだ
旧iMacに保存されたままだ。

iMacが一段落したので、途中でメール設定が中断していた
ノートパソコン・MacBook Proのメール設定に取りかかった。
同様に上級アドバイザーの方に代わっていただき、
メールソフトの初期化という方法で、あるところまで
設定は進んだのだが、昨晩また反応しなくなってしまった。

今日、再度アップルのサポートに電話して、いつものように
上級アドバイザーの方に代わってもらった。
解決方法は昨日と一緒で、やはりメールソフトの初期化だった。
初期化以降のメールアカウント設定は自分でできるので、
そこで電話を切り、改めてMacBook Proと対面した。

そのとき、MacBook Proの声にならない声が聞こえた。

「私は、工場で1年以上ずっと出荷待ちで寝たきり状態でした。
私を購入してくださった後も、iMacにかかりきりでしたので、
設定途中の私は、いわば全身麻痺状態で寝たきりでした。
でも、こうしてようやくフル稼働できる機会を与えられ、
とても嬉しく思っています。ご期待に応えられるよう、
寿命の尽きるまで、全力を尽くしたいと思います」

その声を聞いて、ハタと思い浮かんだことがある。
生まれたての赤ちゃんに、すぐに肉を食べさせる親がいないように、
長年にわたって身体を動かせない状態だった人に対して、
いきなりトライアスロンに出場するよう強いる人がいるだろうか。
いや、現に知識が豊富な大部分の上級アドバイザーの皆さんは、
寝たきり状態から起き上がったばかりのパソコンを、
マニュアル通りに、一気に動かそうとしているではないか。

私はMacBook Proに対し、声にならない声で語りかけた。

「急激に無理しないでいいからね。とりあえずメールアカウントを
ひとつずつ設定するけど、サーバーから流れてきたメールは、
同じものが旧iMacに保存されているから、とりあえず全削除して
負担を軽くするからね」

気のせいか、MacBook Proの
安堵のため息が聞こえたような気がした。
・・・気のせいに決まっている。

今日ばかりは、MacBook Proの症状を気遣いながら、
これまでのように一気に連続設定せず、言葉通り
一つ設定しては全メールを削除して負担を軽くし、
3アカウントを設定するごとにメールソフトを終了して
再起動して確認することを何度も繰り返した。

するとどうだろうか。ここ数ヶ月、まるで拷問のように
苦しめられたメールアカウントの移行が、実にスムーズに
約30アカウントまで移行できたし、メールソフトが
立ち上がらないという症状は一度も発生しなかった。

10月にアップルの関係部署に、私が被った不具合が
報告されているので、それ以降、改善策が更新されているかどうか
確認してもらったが、今日の時点では何も新しい記録がないそうだ。

「解決策は、マニュアルに、パソコンの心の声にも耳を傾ける、
という一文を加えることですよ」

だなんていっても、一笑に付されるのは目に見えている。
しつこく迫ったら、それこそ私が奇人・変人であることが
バレてしまうので、止めておこうと思う。

さすがにパソコンに対してネコのように名前をつけ、
名前を呼んで話しかけるようなことはしない・・・
だろうと思うが、ちょっと自信はない。

いずれにしても、日頃から感じているように、
目に見えないもの見たり、耳に聞こえない声を聞くことの
大切さは、約3,000年を生きてきて、ようやく気づいた真理だ。

2017年は、内外情勢が無風状態で平安・平穏であることの
可能性は、限りなくゼロに近いと思っている。

実は、私が本当は奇人・変人であるというのは、
何を隠そう世を忍ぶ私の仮の姿である。
実際の私は、予知・予言・先見能力に長けたネコ人間であると、
広尾・有栖川公園でたむろするネコたちの間だけでだが
そのように思われているのは事実である。

ああ、重荷をひとつ下ろしたので、久々に自由な妄想を
書き上げることができて、気分がいい。


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by hirune-neko | 2017-01-06 00:50 | 心の中のできごと | Comments(2)
Commented by 千波矢 at 2017-01-06 15:36 x
昼寝ネコ様

iMac君のご機嫌が良くなって何よりです。

『目に見えないもの見たり、耳に聞こえない声を聞くことの大切さ』

やはり、日本人には『付喪神信仰』があるのでしょうね。
100年の愛着ではなくとも、『神宿る』の思いがあるから、『はやぶさ』のように感情移入し、その消滅を哀しんだのでしょう。

旧iMac君にも労りと感謝の言葉を掛けて上げてください。


■13000mの上空から見た夜の東京
[画像]
http://blog-imgs-98.fc2.com/k/a/i/kaigainohannoublog/15873276_1378299952194326_9185774528093973423_n.jpeg     (千波矢)
 

Commented by hirune-neko at 2017-01-06 16:26
千波矢さん

コメントを有難うございます。
東京の夜景も有難うございました。
普段、外出する機会が少ないので、目の保養になりました。

私にとってパソコンは大事なツールですので、機嫌を悪くされるととても困るんです。。

「付喪神」という言葉は知りませんでしたので調べてみました。
道具にも魂が宿るという感覚は、理解できるような気がします。

おかげさまでようやく仕事環境が整ってきましたので、少しずつ加速したいと思います。
あなた右手、今年もどうぞよろしくお願いします。
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昼寝ネコのプロフィール
・1951年
 小さいころ、雨ざらしで目ヤニだらけの捨てネコを拾ってきては、親から小言をいわれる。小学校低学年の音楽と図工は通信簿が「2」。中学からバスケを始めるも、高校2年で部活を止め、ジャズ喫茶通いが日課となる。授業が退屈でがまんできず、短編小説を書いては授業中のクラスで強制的に回覧させ、同級生の晩学を妨げることしばしば。早く卒業してほしいと、とくに物理の先生が嘆いていたようだ。ビル・エバンス、チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーンに心酔。受験勉強をすっかり怠り、頭の中は浸水状態。

・1969年 
 中央大学経済学部入学
 まぐれで合格するも、東大安田闘争・70年安保闘争などの影響で神田界隈はマヒ状態。連日機動隊がやってきて大学はロックアウト・封鎖の繰り返し。すっかり希望を失い、大いなる時間の浪費が始まる。記憶に残っているのは、ジャズを聴いたこと、大学ノートに何やら書きなぐったこと、ぼーっと考えごとをすること。数限りなく、雑多なアルバイトをやったこと。一応は無難にこなした・・・はずだ。いろいろ本を買いあさったが「積ん読状態」で、ただ、アルベール・カミュの作品には衝撃を受ける。それと、寮生活だったので、嫌いだった納豆を食べられるようになったのは、収穫だった。

・1974年 
 同大学卒業
 1年留年し、5年かけてなんとか卒業。理由は単位を落としたからだが、結局5年間の学生生活で授業に出席したのは、おそらく数十日ではなかったろうか。毎回レポート試験で単位をいただいたが、ほとんどは寮生仲間に「餃子ライス」を報酬に、作成を代行してもらった。今さら卒業証書を返還せよといわれても、もう時効だろう。白門同窓生の恥部であることは、重々自覚している。
     
・2006年 
 現在に至る
 プロポーズしたら1週間待ってくれという。そんなに待てないといったら、翌日ハート型のケーキを焼いて待っていてくれた。世の中には奇特な女性がいるものだ。おまけに4人も子どもを産み育ててくれて・・・育児放棄の夫に寛大な女性で・・・おまけに子どもたちは・・・三人の息子と息子のような娘が一人なのだが・・・父親を反面教師として、なんとか実社会に順応している。大したものだ。わが家には、「親の七光り」など存在せず、「子の七光り」で恩恵をいただいているようなものだ。

・2010年 宇宙の旅
 人生も、それなりに辛抱して生きていれば、悪いことばかりではないなと思っている。2010年には、どこで何をしていることやら。宇宙のチリになっているのか、地中に埋もれているのか、はたまた相変わらず時間を見つけては昼寝三昧なのか、こればかりは全く予測がつかない。

・現在
 このブログを始めた頃、2010年なんてずっと未来の存在だった。でも、気がついてみたら2010年はすでに過去のできごとになってしまった。2013年になり、もうじき2014年になろうとしているこの時期に、改めてブログに書き残された何編もの雑文が、自分の心の軌跡という遺産になっていることを感じている。6年前に「昼寝ネコの雑記帳」という単行本を出版した。最近は「続・昼寝ネコの雑記帳~創作短編集」を発刊しようと、密かに機会を窺っている。
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