昼寝ネコの雑記帳

もうじき今年が終わるが、疲れが出てきたようだ


Save Your Love for Me - Eliana Elias

いつもクリックしてくださり有難うございます。とても励みになっています。

これまでの人生で、何かに浮かれるほど喜んだ憶えがない。
もう記憶は薄れているが、高校生の頃にはすでに
周りを醒めた目で見ていたような記憶しかない。

その原因を突き詰めて考えても、どうにかなる訳ではない。

牙城という言葉がある。
簡単には突き崩せないほど、堅固な構築物であり、
長い歴史に培われた人間関係や取引関係。
場合によっては、幾重にも積み重なっている既得権。
それらが渾然となって、周りの人間からは畏敬の眼で見られる。

そのような企業や団体が、気がついたら基礎が脆弱になり、
まさかの崩壊が兆している。
最近の記事を追うだけでも、韓国ではいくつもの
財閥企業の凋落傾向が顕著になり、日本でも
東芝の上場廃止、電通への厳しい視線、全国紙新聞社の
信用失墜、テレビ局への不信など、数え上げればきりがない。

既得権を確保し、盤石の経営体制を構築してきた人たちの
懸命の努力には敬意を表したいと思う。
しかし改めて思うのだが、大義がなく理念を喪失した集合体は、
凋落し崩壊へと収斂されているように思う。

大樹の陰には寄らず、丹念に信頼と共有を勝ち得るには
何よりも時間を要する。
地道な作業の途中でなかなか思うような結果が出なくても、
不安に思わず、信念を貫くには余程の固い信念と、
疑わないという、ある種の頑迷さが必要だ。

そうはいっても、疲労が蓄積し自信が揺らぐこともある。
そんなときは、訪問客もなく、電話もかかってこない空間で、
心身を弛緩させ、静かな時間の流れに身を沈めたいと
思うこともある。

自分のことを、極端なぐらい私利私欲がなく、名誉欲もない
人間だと思っている。
雑踏を離れてどこか遠くに住み、社会との関係を遮断して、
隠遁生活を送ることを想像することもある。

しかし、ときには内なる声に呼び覚まされ、
あるときはブログ読者の皆さんの励ましに奮起させられる。
途中で放棄してしまったら、後悔しか残らないということは
よく理解している。

明日は、子どもたち全員が揃うようだ。
みんなそれぞれが忙しくしているため、全員が顔を合わせるのは、
何年ぶりのことだろうか。
改めてひとりひとりのことを考えてみると、働く分野は
それぞれに異なるものの、私の血を引いているなと思う。

これまでの人生の、ある意味で自分の足跡を見るような
感慨深い思いがする。

残された時間を、未だ見ぬ人たちにとって
有益な仕組みを作れるよう、引き続き努力を傾注したい。


いつもクリックしてくださり有難うございます。とても励みになっています。
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by hirune-neko | 2016-12-29 00:07 | 心の中のできごと | Comments(0)
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昼寝ネコのプロフィール
・1951年
 小さいころ、雨ざらしで目ヤニだらけの捨てネコを拾ってきては、親から小言をいわれる。小学校低学年の音楽と図工は通信簿が「2」。中学からバスケを始めるも、高校2年で部活を止め、ジャズ喫茶通いが日課となる。授業が退屈でがまんできず、短編小説を書いては授業中のクラスで強制的に回覧させ、同級生の晩学を妨げることしばしば。早く卒業してほしいと、とくに物理の先生が嘆いていたようだ。ビル・エバンス、チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーンに心酔。受験勉強をすっかり怠り、頭の中は浸水状態。

・1969年 
 中央大学経済学部入学
 まぐれで合格するも、東大安田闘争・70年安保闘争などの影響で神田界隈はマヒ状態。連日機動隊がやってきて大学はロックアウト・封鎖の繰り返し。すっかり希望を失い、大いなる時間の浪費が始まる。記憶に残っているのは、ジャズを聴いたこと、大学ノートに何やら書きなぐったこと、ぼーっと考えごとをすること。数限りなく、雑多なアルバイトをやったこと。一応は無難にこなした・・・はずだ。いろいろ本を買いあさったが「積ん読状態」で、ただ、アルベール・カミュの作品には衝撃を受ける。それと、寮生活だったので、嫌いだった納豆を食べられるようになったのは、収穫だった。

・1974年 
 同大学卒業
 1年留年し、5年かけてなんとか卒業。理由は単位を落としたからだが、結局5年間の学生生活で授業に出席したのは、おそらく数十日ではなかったろうか。毎回レポート試験で単位をいただいたが、ほとんどは寮生仲間に「餃子ライス」を報酬に、作成を代行してもらった。今さら卒業証書を返還せよといわれても、もう時効だろう。白門同窓生の恥部であることは、重々自覚している。
     
・2006年 
 現在に至る
 プロポーズしたら1週間待ってくれという。そんなに待てないといったら、翌日ハート型のケーキを焼いて待っていてくれた。世の中には奇特な女性がいるものだ。おまけに4人も子どもを産み育ててくれて・・・育児放棄の夫に寛大な女性で・・・おまけに子どもたちは・・・三人の息子と息子のような娘が一人なのだが・・・父親を反面教師として、なんとか実社会に順応している。大したものだ。わが家には、「親の七光り」など存在せず、「子の七光り」で恩恵をいただいているようなものだ。

・2010年 宇宙の旅
 人生も、それなりに辛抱して生きていれば、悪いことばかりではないなと思っている。2010年には、どこで何をしていることやら。宇宙のチリになっているのか、地中に埋もれているのか、はたまた相変わらず時間を見つけては昼寝三昧なのか、こればかりは全く予測がつかない。

・現在
 このブログを始めた頃、2010年なんてずっと未来の存在だった。でも、気がついてみたら2010年はすでに過去のできごとになってしまった。2013年になり、もうじき2014年になろうとしているこの時期に、改めてブログに書き残された何編もの雑文が、自分の心の軌跡という遺産になっていることを感じている。6年前に「昼寝ネコの雑記帳」という単行本を出版した。最近は「続・昼寝ネコの雑記帳~創作短編集」を発刊しようと、密かに機会を窺っている。
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