昼寝ネコの雑記帳

不注意でiPad Airを絶命させてしまった


Bill Evans Trio - I Will Say Goodbye (take 2)

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一昨日、日曜日の夕方のことだった。
家を出て数十歩のところで、鞄に入れていたiPadが
どうした弾みか、アスファルトの路上に転げ落ちてしまった。

外出先に到着し、動作確認をしたら正常だったので
安心したのだが、使っているうちに様子がおかしくなり
とうとう電源をオンにできなくなってしまった。
もちろん再起動もできない。
未練がましく、しばらくあれこれ試したが、
ピクリともしなくなってしまった。
蘇生処置も延命処置も諦めるしかなかった。

近所のドコモショップで購入したものなので、
翌日・月曜日の昨日、電話でドコモに保険加入の状況を確認したら、
保険に入っていることが分かった。
経緯と状況を説明したら、同じ商品の在庫があるので
すぐに発送してくれることになった。

今日の午前中、iPad Air 2が届いた。
朝から問い合わせや連絡に忙殺されたため、
夕方過ぎてから、初期設定に取りかかった。
絶命したiPad Airは、指定の封筒に入れポストに投函した。
実にあっけない、簡単な別れだった。

メールチェック、インターネット閲覧、アマゾンで購入した
キンドル書籍の閲覧、iTunesで購入したアルバムの鑑賞。
iCloudで同期させることで、ほぼ以前の環境が
復元されたと思ったのだが、そうではなかった。

同じアルバムが複数枚複製され、集録曲数が少ないものがある。
ジャケットデザインが表示されないか、あるいは別のジャケットと
入れ代わっているのもある。

考えてみたら、音楽を聴けない生活は考えられない。
それほど、いつも音楽を身近に感じている。
私の同期の仕方が間違っているのかもしれないので、
明日、アップルサポートに電話して、確認しようと思う。

今年は最後の最後まで、IT関連機器の動作不良に
悩まされそうだ。

調べたら、絶命したiPad Airは、購入してから14ヶ月目だった。
まだまだ現役で一緒に働いてくれるはずの相手だった。
時計や携帯電話、パソコン、携帯端末それぞれに寿命が到来し、
手を離れるときには、苦楽をともにしてくれたことへの
思い出が甦り、一言も言葉を発せず離れてく相手に対して、
哀惜の情が湧いてしまう。
人間や動物ではなく、無生物であって魂を有する存在でないが、
友情、親近感、信頼の情、酷使に耐えてくれてことへの感謝の
気持ちなどがごちゃ混ぜになった、不思議な感情に包まれる。
人にいわせれば、ただの器械に過ぎないだろう。
その「物体」と、心の交流を感じる私は、もしかしたら
異常な心理の人間なのかもしれない。

ふと思い当たるのは・・・誰の言葉だったか忘れたが、
Boseオタクでスターウォーズオタクでもある
次男から又聞きの、
「仕事というのは、現場の人間を大事にしたくていけない」
という言葉だ。もしかしたら、スティーブ・ジョブズが
いった言葉かもしれない。

私は自分のことを偏屈な人間だと思ったことはない。
しかし、組織に相対しても、トップの人間やその取り巻きに
媚びたり阿(おもね)る気持ちがまったくない。
逆に寡黙に自分の責務を果たす、実直な人物を見ると、
地位や権限とは無関係に、尊敬と敬愛の情を感じてしまう。

おそらく、パソコンもiPadあるいはiPhoneも、
寿命が尽きるまで、不平不満を態度に出さず、私の希望通りに
ちゃんと務めを果たしてくれる、その実直な姿勢に対し、
たとえ器械といえども、感謝と敬愛の気持ちを持つのだろうと思う。

まだまだ働き盛りだったのに、私の不注意で死に至らしめた
iPad Airには、心を込めて別れを告げたいと思う。
久しぶりに聴く、Bill EvansのI will say Good-byeを
心で受け止めて欲しいと願っている。


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by hirune-neko | 2016-12-14 00:06 | 心の中のできごと | Comments(0)
<< もうこうなると笑い話を超えてし... ようやく復調の兆しが見えてきた >>



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昼寝ネコのプロフィール
・1951年
 小さいころ、雨ざらしで目ヤニだらけの捨てネコを拾ってきては、親から小言をいわれる。小学校低学年の音楽と図工は通信簿が「2」。中学からバスケを始めるも、高校2年で部活を止め、ジャズ喫茶通いが日課となる。授業が退屈でがまんできず、短編小説を書いては授業中のクラスで強制的に回覧させ、同級生の晩学を妨げることしばしば。早く卒業してほしいと、とくに物理の先生が嘆いていたようだ。ビル・エバンス、チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーンに心酔。受験勉強をすっかり怠り、頭の中は浸水状態。

・1969年 
 中央大学経済学部入学
 まぐれで合格するも、東大安田闘争・70年安保闘争などの影響で神田界隈はマヒ状態。連日機動隊がやってきて大学はロックアウト・封鎖の繰り返し。すっかり希望を失い、大いなる時間の浪費が始まる。記憶に残っているのは、ジャズを聴いたこと、大学ノートに何やら書きなぐったこと、ぼーっと考えごとをすること。数限りなく、雑多なアルバイトをやったこと。一応は無難にこなした・・・はずだ。いろいろ本を買いあさったが「積ん読状態」で、ただ、アルベール・カミュの作品には衝撃を受ける。それと、寮生活だったので、嫌いだった納豆を食べられるようになったのは、収穫だった。

・1974年 
 同大学卒業
 1年留年し、5年かけてなんとか卒業。理由は単位を落としたからだが、結局5年間の学生生活で授業に出席したのは、おそらく数十日ではなかったろうか。毎回レポート試験で単位をいただいたが、ほとんどは寮生仲間に「餃子ライス」を報酬に、作成を代行してもらった。今さら卒業証書を返還せよといわれても、もう時効だろう。白門同窓生の恥部であることは、重々自覚している。
     
・2006年 
 現在に至る
 プロポーズしたら1週間待ってくれという。そんなに待てないといったら、翌日ハート型のケーキを焼いて待っていてくれた。世の中には奇特な女性がいるものだ。おまけに4人も子どもを産み育ててくれて・・・育児放棄の夫に寛大な女性で・・・おまけに子どもたちは・・・三人の息子と息子のような娘が一人なのだが・・・父親を反面教師として、なんとか実社会に順応している。大したものだ。わが家には、「親の七光り」など存在せず、「子の七光り」で恩恵をいただいているようなものだ。

・2010年 宇宙の旅
 人生も、それなりに辛抱して生きていれば、悪いことばかりではないなと思っている。2010年には、どこで何をしていることやら。宇宙のチリになっているのか、地中に埋もれているのか、はたまた相変わらず時間を見つけては昼寝三昧なのか、こればかりは全く予測がつかない。

・現在
 このブログを始めた頃、2010年なんてずっと未来の存在だった。でも、気がついてみたら2010年はすでに過去のできごとになってしまった。2013年になり、もうじき2014年になろうとしているこの時期に、改めてブログに書き残された何編もの雑文が、自分の心の軌跡という遺産になっていることを感じている。6年前に「昼寝ネコの雑記帳」という単行本を出版した。最近は「続・昼寝ネコの雑記帳~創作短編集」を発刊しようと、密かに機会を窺っている。
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