昼寝ネコの雑記帳

眠気が正常にやってくるようになった


Agustin Barrios - La Cathédrale. Gabriel Bianco, guitare

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今年は念頭からずっと緊張の連続だったような気がする。
常に神経が張り詰め、頭が冴えて疲労を感じなくなっていた。
母が他界し、後始末を終えたと思ったら、約二ヶ月にわたる
パソコンの不調で、遅延案件が累積してしまった。
まだ完全に追いついてはいないものの、かなり平常ペースで
仕事ができるようになりつつある。
遅れを取り戻すのも時間の問題だと思えるようになり、
プレッシャーが消えかかっている。
どうやら元の、脳内疲労から自然発生的な睡魔を感じる
という自然なパターンが復帰しつつあるようだ。

このカテドラル・宮殿というギター曲は、
クラシックギター奏者の間では、よく知られているようだ。
私のような初心者には、第3楽章の演奏は超越技巧のように
思えてしまう。
ギターという楽器の特性と魅力を、最大限に引き出して
いるように感じる。
ああ、こんな風に弾けたらいいだろうなと思うが、
実際に弾けたら、立派な演奏家なのではないだろうか。

そういえば、今日はいつもよりずっと早くブログに向かっている。
毎日が消化不良で、深夜を過ぎても悪戦苦闘していた時期は
どうやら終わりつつある。
少しずつ、早く床につき、朝も早く起きられるように、
本能的にそのような日常パターンを目指しているようだ。
間違いなく、その方が健康にいいに決まっている。

最近はどこかで、自分自身への命乞いが吹っ切れたように思う。
人間として、使命感に殉ずるというのが、どのような生き方なのか。
それが体感的に理解できたようで、清々しい気持ちだ。

相変わらず読書時間を確保できていない。
読書は知の宝庫だと思う。
無理はできないので、徐々に読書時間を確保したいと思う。

余命宣告されている身ではないものの、さすがに
余命が無尽蔵にある訳はなく、最近は自分の生き方の
ソフトランディングの場所を、無意識のうちに
目指しているように感じている。

自分の到達地点をイメージし、そこに近づこうとすることが
できるのは、達成できるできないに拘わらず、
人間として幸福なことだと思える。

何かに追いまくられて主体性を失い、
両手に余るだけを持ちながら、なおも貪欲に求め続ける。
他人を踏み越えて私利を追求し、晩年になって
その踏み越えてきた人々の、呻吟する声が耳から離れない。
積み上げてきたと思っていたものが、時代の変化という名の
大波に一気に流されてしまう。

人の人生は多様だろうと思う。
私にはまだまだやり残していることがある。
やり終えたと思えるときに、安住できる小さな世界があり、
架空の人物や世界に息を吹き込めたらいいなと思う。
さらには、なにがしかの余力を与えられ、
希望を失い、行き場を失った人たちの役に立てれば、
それほど嬉しいことはない。

悲嘆に暮れて茫然自失し、人に心を開けなくなった人。
望みはあるが達成する術を失っている人。
そんな人たちが心を開き、目を輝かせて立ち上がる。
そのような姿を見ることほど、崇高で感動に満ちた
瞬間はないのではないだろうか。

これまで同様、目に見えず、耳に聞こえず、
手で触れることのできない至宝の世界のことを模索し、
可視化できるような表現者になれたらいいなと思っている。


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by hirune-neko | 2016-11-21 23:54 | 心の中のできごと | Comments(0)
<< 思い出は過去から流れてくる・・... シャーリー・ホーンに癒やされて >>



妄想から始まり、脳内人格を与えられた不思議な存在
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昼寝ネコのプロフィール
・1951年
 小さいころ、雨ざらしで目ヤニだらけの捨てネコを拾ってきては、親から小言をいわれる。小学校低学年の音楽と図工は通信簿が「2」。中学からバスケを始めるも、高校2年で部活を止め、ジャズ喫茶通いが日課となる。授業が退屈でがまんできず、短編小説を書いては授業中のクラスで強制的に回覧させ、同級生の晩学を妨げることしばしば。早く卒業してほしいと、とくに物理の先生が嘆いていたようだ。ビル・エバンス、チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーンに心酔。受験勉強をすっかり怠り、頭の中は浸水状態。

・1969年 
 中央大学経済学部入学
 まぐれで合格するも、東大安田闘争・70年安保闘争などの影響で神田界隈はマヒ状態。連日機動隊がやってきて大学はロックアウト・封鎖の繰り返し。すっかり希望を失い、大いなる時間の浪費が始まる。記憶に残っているのは、ジャズを聴いたこと、大学ノートに何やら書きなぐったこと、ぼーっと考えごとをすること。数限りなく、雑多なアルバイトをやったこと。一応は無難にこなした・・・はずだ。いろいろ本を買いあさったが「積ん読状態」で、ただ、アルベール・カミュの作品には衝撃を受ける。それと、寮生活だったので、嫌いだった納豆を食べられるようになったのは、収穫だった。

・1974年 
 同大学卒業
 1年留年し、5年かけてなんとか卒業。理由は単位を落としたからだが、結局5年間の学生生活で授業に出席したのは、おそらく数十日ではなかったろうか。毎回レポート試験で単位をいただいたが、ほとんどは寮生仲間に「餃子ライス」を報酬に、作成を代行してもらった。今さら卒業証書を返還せよといわれても、もう時効だろう。白門同窓生の恥部であることは、重々自覚している。
     
・2006年 
 現在に至る
 プロポーズしたら1週間待ってくれという。そんなに待てないといったら、翌日ハート型のケーキを焼いて待っていてくれた。世の中には奇特な女性がいるものだ。おまけに4人も子どもを産み育ててくれて・・・育児放棄の夫に寛大な女性で・・・おまけに子どもたちは・・・三人の息子と息子のような娘が一人なのだが・・・父親を反面教師として、なんとか実社会に順応している。大したものだ。わが家には、「親の七光り」など存在せず、「子の七光り」で恩恵をいただいているようなものだ。

・2010年 宇宙の旅
 人生も、それなりに辛抱して生きていれば、悪いことばかりではないなと思っている。2010年には、どこで何をしていることやら。宇宙のチリになっているのか、地中に埋もれているのか、はたまた相変わらず時間を見つけては昼寝三昧なのか、こればかりは全く予測がつかない。

・現在
 このブログを始めた頃、2010年なんてずっと未来の存在だった。でも、気がついてみたら2010年はすでに過去のできごとになってしまった。2013年になり、もうじき2014年になろうとしているこの時期に、改めてブログに書き残された何編もの雑文が、自分の心の軌跡という遺産になっていることを感じている。6年前に「昼寝ネコの雑記帳」という単行本を出版した。最近は「続・昼寝ネコの雑記帳~創作短編集」を発刊しようと、密かに機会を窺っている。
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