今日が敬老の日だなんて、知らなかったSleeping - Astor Piazzolla いつもクリックしてくださり有難うございます。とても励みになっています。 小学校2年生の孫娘からのメールで、今日が敬老の日だと知った。 「敬老の日、おめでとう」と書かれていたが、 自分が老人なのだと認めてしまうと、途端に覇気が失せそうなので、 老人なのは、同居の義母だけだと思うようにしよう。 さて、2016年も残すところ3か月ちょっとになってしまった。 臥床薪炭(がしょうしんたん)という難しい言葉がある。 ***臥薪嘗胆(がしんしょうたん)の間違いだった。指摘くださった読者の、ななさんにお礼申し上げる。***
別に、誰かにリベンジしようなどということは何もない。 しかし、頭の中でイメージや理念という、小さな種だったものが、 ようやく芽を出し始めている感じがあり、その成長を見届けたい。 これから徐々に、営業説明に出張が増えることになるだろう。 東日本大震災直後は、文字通り北海道を起点に東北を縦断した。 ビジネスホテルを転々とし、初めての街でもレンタカーで移動した。 あの頃のパワーは、もうないだろうと思うが、 具体的な折衝となると、張り合いが出るので、 なんとかなるのではないだろうか。 つい先日、ウェブマーケティングのコンサルタントだという男性と、 話しをする機会があった。 これから立ち上げようとするプロジェクトについて説明した。 事前に会社のサイトや、このブログにも目を通していたらしい。 彼曰く、ブログの記事内容が多岐にわたるので、絞り込んだ方がいい。 いわんとすることは理解できる。 ブログ読者を増やし、メルマガを配信して購読者を増やし、 その先にはなんらかの商品を開発してして、猛然と販売する・・・。 当然それが最終目標だという固定観念がある。 ごく基本的なことしか学んでいないが、ダン・ケネディ、 ジェイ・アブラハム、リッチ・シェフレンなどが唱道する、 ダイレクト・レスポンス・マーケティングといわれる手法は、 基本的な部分が共通しているのではないだろうか。 残念だが、売上を増大させることが、私の最終目的ではない。 私が最も必要としているのは、販売手法ではない。 もちろん、電子書籍や何かを売ろうとするときには必要だろう。 しかし、現時点の最優先課題は、抽象的な理念・哲学を どのように具体化するかであり、しかも、これからさらに 騒然となるであろう内外情勢に、どのように対処するかを見極めて、 できるだけ多くの方に提言できるようになることだ。 「昼寝ネコの雑記帳」という名のブログは、ある意味で私自身だ。 眠くて昼寝するときもあれば、創作に情熱を傾けることもある。 インテリジェンスの手法を学び、政治的喧噪を洞察しようとするが、 あるときは脳内疲労に耐えられず、映画に逃げ込んでしまうこともある。 まるで息を吸うように、音楽を聴くことが多い。 将棋も「気仙流」という独創的な定跡を考え、詰めパラという 詰め将棋ソフトで、つい昨日累計2,000問を正解したとtweetする。 なかなか甘いもの依存症を克服できず、こしあん和菓子に目がない。 毎日40分のウォーキングの計画を立てても、三日坊主に終わる。 そんなネコ人間の実態を、包み隠さず赤裸々に書いているが、 毎日訪問してくださるブログ読者の皆さんは、私以上に 多面的であり、多感であり、ずっと知的だということが分かる。 私の文章を読まれる度に、ああ、こんな変人もどきでも、なんとか 生存できているんだ、という安堵感を感じていただいているのだろう。 人間の営みは多岐にわたり、しかも多面的だ。 なので、このブログは引き続き、テーマを絞り込むことなく、 その名の通り、「雑記帳」として日常の雑多なことあれこれを、 書き続けていこうと、思いを新たにしている。 いつもクリックしてくださり有難うございます。とても励みになっています。
by hirune-neko
| 2016-09-20 00:10
| 音楽・映画・本の世界
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Comments(2)
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なな
at 2016-09-20 00:41
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いつも有意義な情報をありがとうございます。
今回はちょっと気になったので思い切ってコメントさせていただきます。 臥床薪炭(がしょうしんたん)という文言は、臥薪嘗胆 がしんしょうたん の間違いではないでしょうか? 見当違いの指摘をしてしまっていたらごめんなさい。 これからも記事を楽しみにしております。
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hirune-neko at 2016-09-20 07:44
ななさん
あららら。 まったくご指摘の通りでした。有難うございます。 普段使い慣れていない言葉なので、きちんと確認せず、 思い込みが先行してしまいました。 ご指摘いただかなければ、そのままスルーでした。 修正しておきます。 いつもお読みくださり、有難うございます。
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・1951年
小さいころ、雨ざらしで目ヤニだらけの捨てネコを拾ってきては、親から小言をいわれる。小学校低学年の音楽と図工は通信簿が「2」。中学からバスケを始めるも、高校2年で部活を止め、ジャズ喫茶通いが日課となる。授業が退屈でがまんできず、短編小説を書いては授業中のクラスで強制的に回覧させ、同級生の晩学を妨げることしばしば。早く卒業してほしいと、とくに物理の先生が嘆いていたようだ。ビル・エバンス、チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーンに心酔。受験勉強をすっかり怠り、頭の中は浸水状態。 ・1969年 中央大学経済学部入学 まぐれで合格するも、東大安田闘争・70年安保闘争などの影響で神田界隈はマヒ状態。連日機動隊がやってきて大学はロックアウト・封鎖の繰り返し。すっかり希望を失い、大いなる時間の浪費が始まる。記憶に残っているのは、ジャズを聴いたこと、大学ノートに何やら書きなぐったこと、ぼーっと考えごとをすること。数限りなく、雑多なアルバイトをやったこと。一応は無難にこなした・・・はずだ。いろいろ本を買いあさったが「積ん読状態」で、ただ、アルベール・カミュの作品には衝撃を受ける。それと、寮生活だったので、嫌いだった納豆を食べられるようになったのは、収穫だった。 ・1974年 同大学卒業 1年留年し、5年かけてなんとか卒業。理由は単位を落としたからだが、結局5年間の学生生活で授業に出席したのは、おそらく数十日ではなかったろうか。毎回レポート試験で単位をいただいたが、ほとんどは寮生仲間に「餃子ライス」を報酬に、作成を代行してもらった。今さら卒業証書を返還せよといわれても、もう時効だろう。白門同窓生の恥部であることは、重々自覚している。 ・2006年 現在に至る プロポーズしたら1週間待ってくれという。そんなに待てないといったら、翌日ハート型のケーキを焼いて待っていてくれた。世の中には奇特な女性がいるものだ。おまけに4人も子どもを産み育ててくれて・・・育児放棄の夫に寛大な女性で・・・おまけに子どもたちは・・・三人の息子と息子のような娘が一人なのだが・・・父親を反面教師として、なんとか実社会に順応している。大したものだ。わが家には、「親の七光り」など存在せず、「子の七光り」で恩恵をいただいているようなものだ。 ・2010年 宇宙の旅 人生も、それなりに辛抱して生きていれば、悪いことばかりではないなと思っている。2010年には、どこで何をしていることやら。宇宙のチリになっているのか、地中に埋もれているのか、はたまた相変わらず時間を見つけては昼寝三昧なのか、こればかりは全く予測がつかない。 ・現在 このブログを始めた頃、2010年なんてずっと未来の存在だった。でも、気がついてみたら2010年はすでに過去のできごとになってしまった。2013年になり、もうじき2014年になろうとしているこの時期に、改めてブログに書き残された何編もの雑文が、自分の心の軌跡という遺産になっていることを感じている。6年前に「昼寝ネコの雑記帳」という単行本を出版した。最近は「続・昼寝ネコの雑記帳~創作短編集」を発刊しようと、密かに機会を窺っている。 お気に入りブログ
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