昼寝ネコの雑記帳

台風接近の中、新千歳空港に無事到着


Maria Callas Bohème: Si, mi chiamano Mimì...

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まずは、無事到着のご報告である。

今回はリュックサック1つに荷物をまとめた。
ノートパソコンやバッテリー、コードなどを入れたので
とても重くなってしまった。
おまけにとても暑かったので、飛行機の座席に座った時は
ワイシャツまで汗びっしょりだった。
札幌駅からは、地図上では近いと思ったので歩いてホテルに向かった。

世界的な異常気象で猛暑があちこちに広がっているせいか、
今年は、普段夏でも寒い道東でも猛暑だったようだ。
札幌も、北海道とは思えないぐらい蒸し暑かった。

ホテルに泊まるのは、さて何年ぶりだろうか。
ちょっと思い出せない。

届いたばかりの新しいノートパソコンを持ってきた。
最初から設定しなくてはいけないので、
使い慣れたiMacと比べるとさすがに使い勝手が悪い。
初めて対面したMacBook Proだが、まるで動物のように
親近感を感じる。
MacBook Proから見たら、初めて対面する飼い主なので、
多少の警戒心を抱いているように感じる。

予定通りにことが進めば、北は北海道から南は沖縄まで、
新規開業だけでなく、既存の産婦人科まで、
一斉にコンタクトすることになる。
話を聞きたいという院長先生がいらっしゃれば、
北海道でも九州でも沖縄でも、どこでも行くつもりでいる。
なのでこのMacBook Proは出張の時に片腕となって
働いてもらうことになる。

機械に感情移入するのは少し奇妙なことかもしれないが、
猛暑の中、いきなり車を動かさなければいけないときは、
軽くダッシュボードを叩き「頼んだよ」と、車に声をかけている。
パソコンや車に感情や人格があるなどというと、
変人扱いされると思う。
でも正直にいうと、実際に愛用の機械類には
親近感と意思の疎通を感じている。

その点、私にとって人間様は少々厄介な生き物だ。
面従腹背という言葉があるが、人間というのは意思に反してでも、
いくらでも上手に言葉を並べることができる。
でも、表情を冷静に観察していると、その人が何か
取り繕っているのか、あるいは思ったままをいっているのかは
大体感じ取ることができる。

さらに不思議なことに、実際に対面してお話をしなくても、
メールのやり取りや電話の会話だけでも、かなり
その人の人間性を感じることができる。
だから私は人に対して疲れるし、人間関係が
苦手なのではないかと思う。

でもある意味では、どんな人間でも今ある状態から
別の状態に変われる可能性を秘めている。
これは、学生時代に読んだジャン・ポール・サルトルの
実存主義の基本的な考え方である。
それは人間であれば、どんな国籍の人でも同じだと思う。
なので私は、どこの国から来た人であっても比較的オープンに
お付き合いすることができる。

しかし残念なことに、ここ最近は日本対外国という関係で
捉えなければならない緊迫した情勢が育ちつつある。
つまり、国家対国家という位置づけなので、
その領域では、個人的な関係よりもむしろ、日本と相手国との
関係というひとくくりで、個人の集合体を捉えなければならない。
国家の転覆あるいは存続という観点からは、時として
人権や個人の存在が後回しになることもあるだろう。
国が存続しなくては何の意味もないので、ある意味では
妥協しなくてはいけない部分もあるだろう。

これからの日本は。今までにない騒々しさが加わるような
予感がしている。
いずれも、国の存続及び国民の平和という課題が
最優先される時代になるだろう。

明日は事務的な仕事を済ませ、夜の飛行機で羽田に帰る。
何とか無事に帰ることができて、今手がけている最中の
プロジェクトを、前進させたいと希望している。
これまでに誰も考えていなかった手法であり、
しかしながら、現代人であれば誰にとっても必要な内容だと
自負している。

時々奇妙な感覚にとらわれることがある。
私は確かに生きているし、ちゃんと実在している人間である。
しかしこの世のしがらみや価値体系に組み込まれず、
あたかもこの世の人間ではないかのように、
社会事象を客観的に見ていると感じることがある。

もしかしたら私は、亡霊なのかもしれない。
過去にすでに他界している人間の、抜け殻なのかもしれない。
そう表現したほうが、自分に対する適切な評価なのではないか
と思うことすらある。
紀元前1,000年頃に、古代イスラエルに生まれ
3000年以上生き続けていると言う表現は、単なる冗談ではなく、
まるで実際に自分がそのような存在ではないかと、思うこともある。

3000年も生きていれば、
人間の営みの栄枯盛衰をたくさん見てきたし、
現実世界の地位や名誉そして財産が、いかに儚いものであるかを
実感している。

私にとっての何よりの財産は、こんな拙い文章や作品でも、
それをお読みになって、癒されているとか、
生きてて良かったと思った、というコメントをいただいた時である。
人に必要とされ、人の役にたつ、これほどの、
決してお金では買えない、歓びが他にあるだろうか。

明日で、亡き母の大きな後始末が終わる。
この世に存在した痕跡が、徐々に薄れていく母が、
ある意味では不憫ではある。
しかし今頃は、私の知らない世界で
新しい人生の第一歩を踏み出しているような気がする。

改めて、慣れ親しんだ北海道の言葉、そして北海道の人間の
気性に安らぎを感じている。

いつか、仕事を離れ個人的に何日か、北海道でゆっくりしたいな
と思っている。
北海道の産婦人科を優先して営業したらいいのかもしれない。
あっ、どうしても仕事から自分を切り離せないようだ。


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by hirune-neko | 2016-08-30 01:13 | 心の中のできごと | Comments(0)
<< ご心配くださった皆さんへ、無事... 最近はすっかり終夜営業になって... >>



妄想から始まり、脳内人格を与えられた不思議な存在
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昼寝ネコのプロフィール
・1951年
 小さいころ、雨ざらしで目ヤニだらけの捨てネコを拾ってきては、親から小言をいわれる。小学校低学年の音楽と図工は通信簿が「2」。中学からバスケを始めるも、高校2年で部活を止め、ジャズ喫茶通いが日課となる。授業が退屈でがまんできず、短編小説を書いては授業中のクラスで強制的に回覧させ、同級生の晩学を妨げることしばしば。早く卒業してほしいと、とくに物理の先生が嘆いていたようだ。ビル・エバンス、チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーンに心酔。受験勉強をすっかり怠り、頭の中は浸水状態。

・1969年 
 中央大学経済学部入学
 まぐれで合格するも、東大安田闘争・70年安保闘争などの影響で神田界隈はマヒ状態。連日機動隊がやってきて大学はロックアウト・封鎖の繰り返し。すっかり希望を失い、大いなる時間の浪費が始まる。記憶に残っているのは、ジャズを聴いたこと、大学ノートに何やら書きなぐったこと、ぼーっと考えごとをすること。数限りなく、雑多なアルバイトをやったこと。一応は無難にこなした・・・はずだ。いろいろ本を買いあさったが「積ん読状態」で、ただ、アルベール・カミュの作品には衝撃を受ける。それと、寮生活だったので、嫌いだった納豆を食べられるようになったのは、収穫だった。

・1974年 
 同大学卒業
 1年留年し、5年かけてなんとか卒業。理由は単位を落としたからだが、結局5年間の学生生活で授業に出席したのは、おそらく数十日ではなかったろうか。毎回レポート試験で単位をいただいたが、ほとんどは寮生仲間に「餃子ライス」を報酬に、作成を代行してもらった。今さら卒業証書を返還せよといわれても、もう時効だろう。白門同窓生の恥部であることは、重々自覚している。
     
・2006年 
 現在に至る
 プロポーズしたら1週間待ってくれという。そんなに待てないといったら、翌日ハート型のケーキを焼いて待っていてくれた。世の中には奇特な女性がいるものだ。おまけに4人も子どもを産み育ててくれて・・・育児放棄の夫に寛大な女性で・・・おまけに子どもたちは・・・三人の息子と息子のような娘が一人なのだが・・・父親を反面教師として、なんとか実社会に順応している。大したものだ。わが家には、「親の七光り」など存在せず、「子の七光り」で恩恵をいただいているようなものだ。

・2010年 宇宙の旅
 人生も、それなりに辛抱して生きていれば、悪いことばかりではないなと思っている。2010年には、どこで何をしていることやら。宇宙のチリになっているのか、地中に埋もれているのか、はたまた相変わらず時間を見つけては昼寝三昧なのか、こればかりは全く予測がつかない。

・現在
 このブログを始めた頃、2010年なんてずっと未来の存在だった。でも、気がついてみたら2010年はすでに過去のできごとになってしまった。2013年になり、もうじき2014年になろうとしているこの時期に、改めてブログに書き残された何編もの雑文が、自分の心の軌跡という遺産になっていることを感じている。6年前に「昼寝ネコの雑記帳」という単行本を出版した。最近は「続・昼寝ネコの雑記帳~創作短編集」を発刊しようと、密かに機会を窺っている。
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