昼寝ネコの雑記帳

まだまだペースがつかめないままだ


Astor Piazzolla - Duo de Amor

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ピアソラのことを徐々に知ったある日、かなり映画のための
作曲をしていることが分かり、3作の映画のDVDを注文した。
DVDが届いて最初に観たのが「ガルデルの亡命」で
この曲がいきなり冒頭で流れた。
最初の数小節を耳にしたとき、「ああピアソラだ」と、
心の底から感銘を味わったのを、憶えている。

過度に筋肉を使うと、筋肉痛になるのは理解している。
何かの見出しで最近読んだが、日本人は世界で一番、
座っている時間が長いそうだ。
おそらく私は、日本人の中でも最も座っている時間が長い方だと思う。
しかも、パソコンに向かって何やら作業をしてる時間がほとんどだ。
テーブルで食事をした記憶はほとんどない。
キーボードを奥に押し込み、空いたスペースで食事を摂る。
さらに、食べながらマウスだけでできることをしてしまう。
非常に不健康な生活だと自覚しているのだが、どうにもならない。

一日の仕事を終えてほっとし、緊張が解ける瞬間に、
いつもこうしてブログ記事を書くのが日課になっている。
お読みくださる方には大変申し訳ないが、いつも
息抜き記事を読んでいただいていることになる。

自分でも、少し脳を酷使しすぎているのではないかと
不安に思うことがある。
猛烈な眠気を感じたり、脳内が飽和状態になるのを感じたりし、
そんなときは、身近で脳出血や脳梗塞を患っている人たちを
思い浮かべてしまう。

筋肉なら筋肉痛になるのだろうけど、脳の場合はどうなるのだろうか。
さすがにオーバーヒートの日々が続いている。
筋トレならば徐々に筋肉がつくのだろうが、私の年齢で
過酷な脳トレをして、果たして脳機能が増強されるのだろうか。
いや、増強されないまでも、脳を酷使する環境に順応してほしいと思う。

最近、不思議に思う現象がある。
永年にわたり、自分の妄想と現実世界はまったく別物であり、
そこに大きな距離的な隔たりがあった。
しかしここ最近は、どうも距離が狭まってきているように感じる。
私自身は昔も今も、ほとんど変わらないスタンスで社会に接している。
どうやら、現実世界の方から、私の妄想世界に同化しようと
近づいてきているのではないかと・・・これも妄想かもしれない。

現実世界で生きてはいるが、ずっと傍観者として生き続け、
同化しないまま今日に至っているような気がする。
格好をつけると、現実社会から亡命して生きているのではないだろうか。
しかし、亡命政権という言葉もあるぐらいだから、
亡命者にもそれなりの生き方ができるのではないだろうか。

思うに、あまりどっぷりと現実社会に浸りきらない方が、
現実を客観的に見ることができるのではないだろうか。
そんな印象を持っている。

それにしては、頻繁にセブンイレブンとamazon.comを利用し、
現実社会に生きる亡命者ではある。


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by hirune-neko | 2016-05-15 00:06 | 心の中のできごと | Comments(2)
Commented by 日本晴れ at 2016-05-15 15:13 x
お疲れ様です。

>どうやら、現実世界の方から、私の妄想世界に同化しようと
>近づいてきているのではないかと・・・これも妄想かもしれない。

本当に、現実世界が着実に変化しているのかもしれませんね。
文明的な進化だけでなく、集合意識の高まりや変容とか⁉︎

戦後レジュームに則ってこれまで日本は平和で豊かな時代を過ごしてきましたが、これからは世界的に激動の時代に入りつつあるように感じます(実際に各地で様々な現象や事件が発生しています)。
真の平和と子孫の繁栄を護るため、日本もそろそろ「平和惚け」の湯で蛙状態から抜け出す必要があるとは思います。
一方で、個人の人生は、本人の意識や努力と天運次第であるとも感じますが。
いずれにせよ、「バランス」と「タイミング」の大切さは事ある毎に実感します。
Commented by hirune-neko at 2016-05-15 23:32
日本晴れさん

コメントを有難うございます。

時代の表層の変化は、ある程度知覚しやすいと思いますが、
人間の心理的状態や精神性の変化は、数量的統計ではなく
感覚的に捉えるしかないと思います。

希望的な観測ですが、現実生活を超越した領域での
ある種の共有力が働いて、同じような指向性の意図が
集合する、という現象はあり得るかもしれませんね。
ご指摘の意見に同意します。

有難うございました。
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妄想から始まり、脳内人格を与えられた不思議な存在
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昼寝ネコのプロフィール
・1951年
 小さいころ、雨ざらしで目ヤニだらけの捨てネコを拾ってきては、親から小言をいわれる。小学校低学年の音楽と図工は通信簿が「2」。中学からバスケを始めるも、高校2年で部活を止め、ジャズ喫茶通いが日課となる。授業が退屈でがまんできず、短編小説を書いては授業中のクラスで強制的に回覧させ、同級生の晩学を妨げることしばしば。早く卒業してほしいと、とくに物理の先生が嘆いていたようだ。ビル・エバンス、チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーンに心酔。受験勉強をすっかり怠り、頭の中は浸水状態。

・1969年 
 中央大学経済学部入学
 まぐれで合格するも、東大安田闘争・70年安保闘争などの影響で神田界隈はマヒ状態。連日機動隊がやってきて大学はロックアウト・封鎖の繰り返し。すっかり希望を失い、大いなる時間の浪費が始まる。記憶に残っているのは、ジャズを聴いたこと、大学ノートに何やら書きなぐったこと、ぼーっと考えごとをすること。数限りなく、雑多なアルバイトをやったこと。一応は無難にこなした・・・はずだ。いろいろ本を買いあさったが「積ん読状態」で、ただ、アルベール・カミュの作品には衝撃を受ける。それと、寮生活だったので、嫌いだった納豆を食べられるようになったのは、収穫だった。

・1974年 
 同大学卒業
 1年留年し、5年かけてなんとか卒業。理由は単位を落としたからだが、結局5年間の学生生活で授業に出席したのは、おそらく数十日ではなかったろうか。毎回レポート試験で単位をいただいたが、ほとんどは寮生仲間に「餃子ライス」を報酬に、作成を代行してもらった。今さら卒業証書を返還せよといわれても、もう時効だろう。白門同窓生の恥部であることは、重々自覚している。
     
・2006年 
 現在に至る
 プロポーズしたら1週間待ってくれという。そんなに待てないといったら、翌日ハート型のケーキを焼いて待っていてくれた。世の中には奇特な女性がいるものだ。おまけに4人も子どもを産み育ててくれて・・・育児放棄の夫に寛大な女性で・・・おまけに子どもたちは・・・三人の息子と息子のような娘が一人なのだが・・・父親を反面教師として、なんとか実社会に順応している。大したものだ。わが家には、「親の七光り」など存在せず、「子の七光り」で恩恵をいただいているようなものだ。

・2010年 宇宙の旅
 人生も、それなりに辛抱して生きていれば、悪いことばかりではないなと思っている。2010年には、どこで何をしていることやら。宇宙のチリになっているのか、地中に埋もれているのか、はたまた相変わらず時間を見つけては昼寝三昧なのか、こればかりは全く予測がつかない。

・現在
 このブログを始めた頃、2010年なんてずっと未来の存在だった。でも、気がついてみたら2010年はすでに過去のできごとになってしまった。2013年になり、もうじき2014年になろうとしているこの時期に、改めてブログに書き残された何編もの雑文が、自分の心の軌跡という遺産になっていることを感じている。6年前に「昼寝ネコの雑記帳」という単行本を出版した。最近は「続・昼寝ネコの雑記帳~創作短編集」を発刊しようと、密かに機会を窺っている。
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