昼寝ネコの雑記帳

おそらく私は、出版史上最悪・拙劣な営業マンだろう


Celos - A. Piazzolla

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狭いところに押し込められ、踏みつけられているような、
圧迫感を感じる日々が長く続いているような気がする。
たとえ、個人的にどのような環境だったとしても、
そんなことにお構いなく、仕事は流れている。

コンタクトするターゲットは決まっており、
コンタクトすべきリストも揃っているし、アプローチの手法も、
ほぼ確立されている。
あとは、説得材料となる要素を固めようとしている。

しかし、周りには一気に重篤な病人が増えてしまい、
何かと分断される日々を送っている。
母、義母、母の妹、義母の妹たちが、常に視野に入る。

中断されながらも、その都度、やりかけの所へ戻るには、
かなり集中力と精神力が必要だということが分かった。
こんなときは単純思考になり、今は集中力と精神力を養う、
訓練期間だと思うようにしている。
不平不満をいわず、目の前の課題ひとつだけを考えて集中し、
あまり先のことは考えないようにしている。
とりあえずは、目に見えるところまで走ろう、という気持ちだ。

伴走者のいない、孤独な長距離ランナーだと思い続けてきた。
お金になる、あるいは確実に利益が出る、という話なら、
たくさんの人が群がってくると思う。
改めて自分のことを、理念先行型の人間だと再認識している。
理由付け、つまり利益を生むのは先の話であることは間違いない。

結果が出れば、そこで初めて評価されるかもしれない。
しかし理念だけをいくら熱心に説明しても、
「それは大変結構でんなぁ」と、軽くあしらわれるだけだろうと思う。

考えてみたら、何種類かの仕事で関西に行き、営業した時期がある。
紹介者があって大阪大学、そして神戸大学へ。
さらには同志社大学、立命館大学、京都大学にも行った。
数カ所の産婦人科クリニックと、有力な紹介者のツテで
幼稚園にも行った。

しかし、とうとう一箇所も契約に至らなかった。
営業手腕が未熟なのだと、反省しなければいけない。
営業トーク、営業技術の習得などには、とうとう興味を持てないまま、
相変わらず、我流の理念先行型の営業をしようとしている。
商品を売るのに、相変わらず理念と理想など、夢みたいなことを
並べてしまっている。

2年ほど前から、ダイレクト・マーケティングという手法を、
少しだけかじって、試験的に営業手法を軌道修正してみた。
もともとは、アメリカでの権威者といわれる、ダン・ケネディ、
ジェイ・アブラハム、リッチ・シェフレンなどの手法を、
少しだけ真似て、何カ所かの新規開業の産婦人科に試してみた。

勝率は数割だったが、2箇所の新規開業の産婦人科と契約できた。
確かにインターネットを活用した手法は、有効だったと思うので、
今後も継続したいと考えている。
しかし、院長先生の最終決断の基準は、便利さや原価などの要因ではなく、
出産される家庭へ向けられた、理念と理想に
共鳴・共感したくださったからだと判断している。

残念ながら、相変わらず営業手法や営業トークを最優先せず、
依然として来る日も来る日も、目に見えない領域から
人に必要とされ、人の心に届き、人の成長につながる言葉やプログラムを
手探りで探し出して、形あるものにしようとしている。

これはもう変更できない、私の体質のようなものだろうと思っている。

ただ、最近は興味深い変化が起きている。
伴走者の存在しない、孤独な長距離ランナーだったはずなのだが、
このブログを読まれた方の中から、本質的な部分に共感し、
協力してくださる伴走者が出現していることだ。
日常生活の中では、決してお会いすることはなかったと思われる方と、
インターネットの世界で交流させていただいている。

重篤な病人に囲まれるという、個人的な逆風を受けているが、
なんとか踏みとどまって、自分の姿勢を貫いていれば、
上昇気流が吹いてくるのではないかと、極めて楽観的に考えている。


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by hirune-neko | 2016-04-13 23:05 | 心の中のできごと | Comments(2)
Commented by 日本晴れ at 2016-04-13 23:44 x
不勉強ですが、アメリカ式のものって、マーケティングも含めて、日本人には斬新でダイナミックな要素も結構あるのかもしれませんね。
日本のマーケットもAmazonが上陸してきた当初はここまで反応するとは僕も思ってはいませんでしたが、顧客の嗜好情報の吸上げと蓄積によって、アメリカで既に確立していた ‘ RiYL (Recomended if You Like) ’ = オススメ商品 がザッと自動的に目に入ってくるのをパソコン画面で初体験したときの衝撃感は、それなりに強烈でした。本国ではインディペンデント・レーベル系のオルタナティブ・ミュージックが注目されていて、インディー専門誌でそういう試みを始めていたような記憶があります。

一方、半年前のTVのニュースでは、中国人の経営者達の間で京セラ稲盛会長の経営哲学が注目され、講演や書籍発売で大賑わいだというニュースを見かけました。 やはり、日本は ‘和洋折衷’も含め、海外の良いところを吸収しつつも最終的に日本的なもの(顧客重視の本物志向)に消化/昇華するところが強みなのかもしれませんね。

自分自身、一介のサラリーマンですが、まわりの経営者の方々の共通点を挙げると、
・楽観的
・心身ともにタフ
・強運に恵まれている
・独自の信念を貫く
といったところでしょうか。

お師匠もこれらの点、すべてクリアされているようなので、ローリング・ストーンズの懐メロ ‘Time Is On My Side’ じゃないですけど、「満を持して」の状況を「楽しまれ」てはいかがですか♪

おやすみなさい。
Commented by hirune-neko at 2016-04-14 13:27
日本晴れさん

>日本は ‘和洋折衷’も含め、海外の良いところを吸収しつつも>>最終的に日本的なもの(顧客重視の本物志向)に消化/昇華する>ところが強みなのかもしれませんね。

アメリカ人の優秀な人は、とてつもなく優秀ですね。
でも、日本人に素直に受け入れられる手法というのが
あるだろうなと、私も思っています。

経営者の条件をクリアしていると思うのは、
ほんの一部だけですよ。
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昼寝ネコのプロフィール
・1951年
 小さいころ、雨ざらしで目ヤニだらけの捨てネコを拾ってきては、親から小言をいわれる。小学校低学年の音楽と図工は通信簿が「2」。中学からバスケを始めるも、高校2年で部活を止め、ジャズ喫茶通いが日課となる。授業が退屈でがまんできず、短編小説を書いては授業中のクラスで強制的に回覧させ、同級生の晩学を妨げることしばしば。早く卒業してほしいと、とくに物理の先生が嘆いていたようだ。ビル・エバンス、チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーンに心酔。受験勉強をすっかり怠り、頭の中は浸水状態。

・1969年 
 中央大学経済学部入学
 まぐれで合格するも、東大安田闘争・70年安保闘争などの影響で神田界隈はマヒ状態。連日機動隊がやってきて大学はロックアウト・封鎖の繰り返し。すっかり希望を失い、大いなる時間の浪費が始まる。記憶に残っているのは、ジャズを聴いたこと、大学ノートに何やら書きなぐったこと、ぼーっと考えごとをすること。数限りなく、雑多なアルバイトをやったこと。一応は無難にこなした・・・はずだ。いろいろ本を買いあさったが「積ん読状態」で、ただ、アルベール・カミュの作品には衝撃を受ける。それと、寮生活だったので、嫌いだった納豆を食べられるようになったのは、収穫だった。

・1974年 
 同大学卒業
 1年留年し、5年かけてなんとか卒業。理由は単位を落としたからだが、結局5年間の学生生活で授業に出席したのは、おそらく数十日ではなかったろうか。毎回レポート試験で単位をいただいたが、ほとんどは寮生仲間に「餃子ライス」を報酬に、作成を代行してもらった。今さら卒業証書を返還せよといわれても、もう時効だろう。白門同窓生の恥部であることは、重々自覚している。
     
・2006年 
 現在に至る
 プロポーズしたら1週間待ってくれという。そんなに待てないといったら、翌日ハート型のケーキを焼いて待っていてくれた。世の中には奇特な女性がいるものだ。おまけに4人も子どもを産み育ててくれて・・・育児放棄の夫に寛大な女性で・・・おまけに子どもたちは・・・三人の息子と息子のような娘が一人なのだが・・・父親を反面教師として、なんとか実社会に順応している。大したものだ。わが家には、「親の七光り」など存在せず、「子の七光り」で恩恵をいただいているようなものだ。

・2010年 宇宙の旅
 人生も、それなりに辛抱して生きていれば、悪いことばかりではないなと思っている。2010年には、どこで何をしていることやら。宇宙のチリになっているのか、地中に埋もれているのか、はたまた相変わらず時間を見つけては昼寝三昧なのか、こればかりは全く予測がつかない。

・現在
 このブログを始めた頃、2010年なんてずっと未来の存在だった。でも、気がついてみたら2010年はすでに過去のできごとになってしまった。2013年になり、もうじき2014年になろうとしているこの時期に、改めてブログに書き残された何編もの雑文が、自分の心の軌跡という遺産になっていることを感じている。6年前に「昼寝ネコの雑記帳」という単行本を出版した。最近は「続・昼寝ネコの雑記帳~創作短編集」を発刊しようと、密かに機会を窺っている。
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