昼寝ネコの雑記帳

佐渡から吹き流れてくる哀しみの風に乗せて


Ich bin der Welt abhaden gekommen. Jose van Dam

いつもクリックしてくださり有難うございます。とても励みになっています。


【業務連絡】
日本晴れさん、今日もお忙しい中の情報提供を有難うございました。
鞠子さん、試験投稿をありがとうございました。
こちらから連絡のしようがないので、こちらで失礼します。
日本晴れさん、数日前の投稿欄にお願い内容を掲載してあります。



世田谷・経堂の美容室gigue(ジーグ)の店長である
鈴木れい子さんが私の尻を叩き、だめ押しの形で
昼寝ネコの画をたくさん描いてくれたカトリ〜ヌ・笠井さん。

そのカトリ〜ヌ・笠井さんが、お母さんの危篤の報せを受け、
佐渡に帰った。
経堂の美容室は、ビル建て替えのためあと数日で閉店。
川崎市麻生区に新たな店をオープンする準備中という、
彼女は多忙なスケジュールのため、佐渡を後にし
断腸の思いで東京に向かったと想像していた。

帰路の途中か、帰京してすぐかのタイミングで、
お母さんの訃報が報されたようだ。
心からのお悔やみを申し上げ、ご遺族の皆さんに
平安が戻られるよう願って止まない。

少しでも、カトリ〜ヌ・笠井さんの心の慰めになるようにと、
フォーレのレクイエムを選ぼうかと思ったが、止めた。
ピアソラのアディオス・ノニーノにしようかと思って止めた。

この曲は、リュッケルトの詩に寄せて、マーラーが作曲した、
「私はこの世に忘れ去られて」という邦題の歌曲だ。
バリトン歌手のホセ・ファン・ダムが、ベルギー映画
「音楽教師」の中で、声楽の教師として登場し歌っている。

世俗に背を向けた音楽教師は、芸術性の高い声楽家として生き、
ひっそりと生涯を閉じた。
暗く冷たい湖面に何隻かの船が漕ぎ出し、
遺体が水葬に付されたことを連想させる。
そのラストシーンで、このホセ・ファン・ダムの歌う
マーラーのこの曲が流れる。

カトリ〜ヌ・笠井さんのお母さんとは、面識のないままで
終わってしまった。
延命治療を拒否したため、佐渡を発つ前に遺影用の写真を
選んだそうだ。
アルバムの若い頃のお母さんの写真を見て、あまりにも
自分に似ているので驚いたというメールが、日中に届いていた。

親との別れは、かけがいのない人が視界から消える哀しみを伴う。
しかし、子に先立たれる哀しみを与えず、見送ってあげたのは
親に対する何よりの孝行だと考えたら、少しは気持ちが
鎮まるのではないだろうか。

昼寝ネコの作品画は、最初はモノトーンだったが、
その後、絵本作家になりたかったという子ども時代の夢が
覚醒したのか、どんどんカラーの画を描いてくれるようになった。
その中の、気に入っている1枚を皆さんにも観賞していただきたい。

c0115242_16830.jpg

【イラストレーター カトリ〜ヌ・笠井さんの作品】

この二人は、いわば昼寝ネコの産みの親であり育ての親でもあるので、
一宿一飯以上の恩義がある。
なので、移転葉書の制作を手伝わせていただいている。

永年のお客様のかなりの方が、新店舗までおいでになると聞いているが
地元の皆さん用の、小さなチラシが必要だとのことで、試作した。
背景に使用したカーテンの画像は、店長の鈴木れい子さんの作品だ。
彼女はカメラウーマンで、なかなか腕を上げている。
第4稿目で、ようやく校了となった原稿だ。
少しぐらいは宣伝のお手伝いもさせていただきたいと思い、
無断で掲載することにした。

c0115242_1125150.jpg

【デザイナーもどき 昼寝ネコの作品】

小田急線沿線いお住まいの方は、この感性豊かな二人が開店する
美容室gigueに、興味本位でも顔を見に行ってやってくだされ。
「昼寝ネコのブログ読者です」とおっしゃれば、こぼれんばかりの
笑顔で迎えてくれると思う。
センスのいい美容室でもある。
私がgigueでヘアカットをしてもらった後は、いつの間にか
何匹もの野良ネコたちが、ゾロゾロと後をついてくるぐらいだ。

私自身が、母と義母の喪主になるカウントダウンの最中だが、
病魔の苦しみから解放されたお母さんのご冥福を
心より祈りたいと思う。


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by hirune-neko | 2016-02-27 01:13 | 心の中のできごと | Comments(10)
Commented by hirune-neko at 2016-02-27 02:46
日本晴れさんへ

今日は掲載したチラシの印刷をしていまして、
もうそろそろ終わりそうです。

緊急事態が長期化した場合まで視野に入れるとは、さすがですね。
私も同じことを考えています。
それよりも、かなり時間を割いてくださっており、ご自分のお仕事に
支障が出るのではないかと心配しています。
もしかして、スイスとニューヨークの銀行に
数千億円の預金をお持ちですか?
だったら心配しませんが。

残したメッセージとは、以下の内容ですので
再掲します。

【再掲載メッセージ】

日本晴れさん

このコメントをご覧になられましたら、以下の対応をお願いできますか?

ご案内したいページがあるのですが、一般公開できないため
パスワードを設定したいと思います。
ですので、まずは半角英数のお好きなパスワードをお決め下さい。
お決めになったら、このページ内に「非公開コメント」として、
そのパスワードを残して下さい。
改めてこちらから、ご案内したいページのURLをお知らせします。

お手数をおかけしますが、宜しくお願いいたします。

【再掲載メッセージ終了】

いろいろ情報提供をしてくださり、改めてお礼申し上げます。
そろそろ寝ることにします。
Commented at 2016-02-27 10:54 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by hirune-neko at 2016-02-27 11:22
遅い時間までお伝え様です。
お師匠の仰る「お願い事項」につき、何を差されているのか不覚で申し訳ありません。 お手数ですが、ご教示願います。

‘ファミリーインテリジェンス’、改めてコンセプトが素敵だなと実感しつつ、果たしてお師匠が必要とされる有用な情報とは... と自問自答、まだ試行錯誤の段階ですが、とりあえず数撃ちゃ当たるかな、と気楽にやらせて頂いております。 僕自身にとっても、人生や社会を見つめ直す良い機会を頂いたことに感謝しています。

お師匠の重要視されている、有事・非常時の際に確保すべき備蓄品に関しまして、非常時の期間が長引いたりした場合は、数日分程度の備蓄では食料確保の維持も難しくなる可能性が生じてくるでしょう。 そこをカバーする為に何か良い案はないだろうかと考えてみました。

お師匠が役所関係など幅広く活躍され、素敵な人脈をお持ちかと思いますが、各地方コミュニティにおける農業従事者と非従事者の交流を活性化させ、食料確保が困難な事態に陥ったときにも、農家の方に助けて頂けるようなリレーションシップ、ネットワークを各地域で強化され、地産地消を促進できるようなプロジェクトなどいかがかと思います。TVなどでは、脱サラで都会を離れ、辺鄙な田舎で第一次産業に携わり、周囲の人々からも野菜や魚などお裾分けをどっさり貰ったりするほのほのドキュメンタリー番組を見掛けますが、都市部ではなかなかこういうほのぼのとした関係作りもし辛い感はありますが、いざ非常時となったときには‘買い出し’も出来るだけ距離的に近いほうが助かります。 地方でも ‘道の駅’ という地元産品の直売所などもありますが、最悪 電車や自動車など交通機関が使えない状況も念頭に置くと、やはり近隣に食料確保先をうまく確保することで随分安心になるかと思われます。 このネットワーク形成や仕組み作りにおいて地方自治体、役所に動いてもらえないものかと考えます。

毎度の長文、失礼しました。
Commented by 薔薇姫s at 2016-02-27 11:41 x
カトリーヌ・笠井さまのお母上のご冥福をお祈りいたします。

美容室がご繁盛されますように。
Commented by hirune-neko at 2016-02-27 11:52
日本晴れさんへ

パスワードを有難うございました。
以下のページにアクセスなさってください。
ユーザー名欄には ninasimone と入力し、
パスワード欄には、ご指定のパスワードを入れてログイン
なさってください。動作確認済みですが、もし開けないときは
ご連絡ください。
なお、本当はユーザー名欄は空欄のままでも大丈夫なんですよ。

では、お試しください。
宜しくお願いいたします。

【ご案内ページ】http://www.potterslittlehouse.com/index.php?%3Aopen_%E6%97%A5%E6%9C%AC%E6%99%B4%E3%82%8C%E3%81%95%E3%82%93%E5%B0%82%E7%94%A8%E6%8E%B2%E7%A4%BA%E6%9D%BF
Commented by hirune-neko at 2016-02-27 12:21
薔薇姫sさん

いつも温かいメッセージを有難うございます。
また、先日はcausalさんをご紹介くださり、お礼申し上げます。
好意的なコメントをいただき、嬉しく思っています。
Commented by 日本晴れ at 2016-02-27 12:39 x
お疲れ様です。

すみません、もしかして僕の書き込みがへたに不安を煽り、お師匠にご心配をお掛けしてしまったとしたら、申し訳ありません。

また、ご多忙にもかかわらず案内ページを設定して頂き、大変恐縮です。早速確認させて頂きました。

今後の情報打ち上げにつき、どういう方向や分野をご希望されているか等、お師匠のお考えをご教示頂けますと、大変助かります。

それにしても、今年は国内の伊勢志摩サミットから(おそらく)衆参W選、また海外では米大統領選など、本当に目が離せないイベントが目白押しですね。 世界中がこれまでにないほど様々な問題で揺れているなか、世の中が出来るだけ穏やかに収まることを願っております。
Commented by hirune-neko at 2016-02-27 14:13
日本晴れさん

ご確認くださり、有難うございます。
専用ページでのやりとりの方が、非公開で安心ですので
ご活用くださいますよう宜しくお願いいたします。
Commented at 2016-02-28 00:29 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by hirune-neko at 2016-02-28 22:29
日本晴れさん

まずは、登録会員が一定の水準に到達することが必要条件だと
思っていますので、目下産婦人科クリニックおよび
市町村へのコンタクト方法を準備しています。
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昼寝ネコのプロフィール
・1951年
 小さいころ、雨ざらしで目ヤニだらけの捨てネコを拾ってきては、親から小言をいわれる。小学校低学年の音楽と図工は通信簿が「2」。中学からバスケを始めるも、高校2年で部活を止め、ジャズ喫茶通いが日課となる。授業が退屈でがまんできず、短編小説を書いては授業中のクラスで強制的に回覧させ、同級生の晩学を妨げることしばしば。早く卒業してほしいと、とくに物理の先生が嘆いていたようだ。ビル・エバンス、チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーンに心酔。受験勉強をすっかり怠り、頭の中は浸水状態。

・1969年 
 中央大学経済学部入学
 まぐれで合格するも、東大安田闘争・70年安保闘争などの影響で神田界隈はマヒ状態。連日機動隊がやってきて大学はロックアウト・封鎖の繰り返し。すっかり希望を失い、大いなる時間の浪費が始まる。記憶に残っているのは、ジャズを聴いたこと、大学ノートに何やら書きなぐったこと、ぼーっと考えごとをすること。数限りなく、雑多なアルバイトをやったこと。一応は無難にこなした・・・はずだ。いろいろ本を買いあさったが「積ん読状態」で、ただ、アルベール・カミュの作品には衝撃を受ける。それと、寮生活だったので、嫌いだった納豆を食べられるようになったのは、収穫だった。

・1974年 
 同大学卒業
 1年留年し、5年かけてなんとか卒業。理由は単位を落としたからだが、結局5年間の学生生活で授業に出席したのは、おそらく数十日ではなかったろうか。毎回レポート試験で単位をいただいたが、ほとんどは寮生仲間に「餃子ライス」を報酬に、作成を代行してもらった。今さら卒業証書を返還せよといわれても、もう時効だろう。白門同窓生の恥部であることは、重々自覚している。
     
・2006年 
 現在に至る
 プロポーズしたら1週間待ってくれという。そんなに待てないといったら、翌日ハート型のケーキを焼いて待っていてくれた。世の中には奇特な女性がいるものだ。おまけに4人も子どもを産み育ててくれて・・・育児放棄の夫に寛大な女性で・・・おまけに子どもたちは・・・三人の息子と息子のような娘が一人なのだが・・・父親を反面教師として、なんとか実社会に順応している。大したものだ。わが家には、「親の七光り」など存在せず、「子の七光り」で恩恵をいただいているようなものだ。

・2010年 宇宙の旅
 人生も、それなりに辛抱して生きていれば、悪いことばかりではないなと思っている。2010年には、どこで何をしていることやら。宇宙のチリになっているのか、地中に埋もれているのか、はたまた相変わらず時間を見つけては昼寝三昧なのか、こればかりは全く予測がつかない。

・現在
 このブログを始めた頃、2010年なんてずっと未来の存在だった。でも、気がついてみたら2010年はすでに過去のできごとになってしまった。2013年になり、もうじき2014年になろうとしているこの時期に、改めてブログに書き残された何編もの雑文が、自分の心の軌跡という遺産になっていることを感じている。6年前に「昼寝ネコの雑記帳」という単行本を出版した。最近は「続・昼寝ネコの雑記帳~創作短編集」を発刊しようと、密かに機会を窺っている。
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