昼寝ネコの雑記帳

賢人になりたかった凡人・・・まだ手遅れではないかも?


Jeanne y Paul - Astor Piazzolla

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骨折で寝たきりの義母。
手術はしたくないが、入院療養先を探してほしいということになった。
それが、かくも大変なことだとは知らなかった。
何カ所も何カ所も電話して、ようやく受け入れてくれる病院が見つかり
明日、介護タクシーがストレッチャーを持って来てくれる。

老母は老母で、めまいがとれず気持ちが悪い日が続くので、
もしものことを視野に入れておいてくれという。
けれど、義母と自分と二人一緒に倒れたら大変だろうから
もう少し頑張って生きていようと思う・・・だそうだ。

二人とも90歳を過ぎているのだから、人生の晩年であることは
間違いがない。
私自身も相応の年齢になってきたせいかどうか知らないが、
最期の時を迎える心象風景を、あれこれ想像している。

仮に、人間を賢人と凡人に大別できるとして、
両者の生き方には、どのような違いがあるだろうか。

賢く生きる人間は、おそらく私利私欲をなくそうとしているだろう。
凡人は自らの我を通し、支配欲や金銭欲、名誉欲、征服欲など
さまざまな欲望を自制できず、突き進むのではないだろうか。

「国の生き方」というものがあるとしたら、やはり
同じようなことがいえるのではないだろうか。

ユネスコが「南京大虐殺」を記憶遺産として登録を決めたそうだ。
中国共産党政府が、どのような手法を使って登録に至らしめたのか、
その辺りのことは分からない。
虐殺された人民が10万人といっていたのが20万人になり、
今では30万人にふくれ上がっている。
詳細な説明は避けるが、当事の朝日新聞の報道や、研究家の
地道な調査によって、「南京大虐殺」は捏造であるという説が
有力になっている。

大変に残念なことではあるが、日本は東アジアの特定3国によって
緊張を強いられている。大変残念なことだが、
個人的には、これら3国は賢い外交、内政を行っているとは思えない。

ここ数日、改めて余命3年時事日記と余命三年時事日記を
斜め読みしてみた。
とくに余命初代の最初の記事は「余命3年と宣告されて」であり、
その後「余命1年時事日記」と追い詰められ、ついには
「余命0年時事日記」となって、とうとう還らぬ人となった。

余命を宣告されてなお、日本と日本人のためを思い、
見識ある記事を残された、その気概には今でも敬服している。
せめて余命初代の心意気の後塵を拝し、何かしら少しでも、
我欲のない透徹した心境で、真似事をしたいと思うのだが、
残念ながら思うだけで、なかなか前に進めない。

私は政治家でも軍人でもなく、文字通り市井の凡人の一人だ。
しかし、そんな私でも日本を取り巻く危機感を肌で感じる。
浅学非才の身なので、天下国家を論じることはできないが、
せめて、個人と家族が自らを守る上で、少しでも有益な情報を
提供できればいいのだがと思っている。

思ってはいるのだが、高齢の身内二人を抱え、何せ自分自身も
もう3,016歳という意識でいるので、賢人になりなりたい
と思いつつ、結局はこのまま凡人で終わるのだろうという
予感がしている。

いやでも、人生というのは最期の最期まで、志を持ち続け、
結果はどうあれ、諦めずに前向きに生きることに
価値があるのではないだろうか。

とまあ、そのような考えを大切にしたいものだ。


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by hirune-neko | 2015-10-14 21:20 | 心の中のできごと | Comments(0)
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昼寝ネコのプロフィール
・1951年
 小さいころ、雨ざらしで目ヤニだらけの捨てネコを拾ってきては、親から小言をいわれる。小学校低学年の音楽と図工は通信簿が「2」。中学からバスケを始めるも、高校2年で部活を止め、ジャズ喫茶通いが日課となる。授業が退屈でがまんできず、短編小説を書いては授業中のクラスで強制的に回覧させ、同級生の晩学を妨げることしばしば。早く卒業してほしいと、とくに物理の先生が嘆いていたようだ。ビル・エバンス、チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーンに心酔。受験勉強をすっかり怠り、頭の中は浸水状態。

・1969年 
 中央大学経済学部入学
 まぐれで合格するも、東大安田闘争・70年安保闘争などの影響で神田界隈はマヒ状態。連日機動隊がやってきて大学はロックアウト・封鎖の繰り返し。すっかり希望を失い、大いなる時間の浪費が始まる。記憶に残っているのは、ジャズを聴いたこと、大学ノートに何やら書きなぐったこと、ぼーっと考えごとをすること。数限りなく、雑多なアルバイトをやったこと。一応は無難にこなした・・・はずだ。いろいろ本を買いあさったが「積ん読状態」で、ただ、アルベール・カミュの作品には衝撃を受ける。それと、寮生活だったので、嫌いだった納豆を食べられるようになったのは、収穫だった。

・1974年 
 同大学卒業
 1年留年し、5年かけてなんとか卒業。理由は単位を落としたからだが、結局5年間の学生生活で授業に出席したのは、おそらく数十日ではなかったろうか。毎回レポート試験で単位をいただいたが、ほとんどは寮生仲間に「餃子ライス」を報酬に、作成を代行してもらった。今さら卒業証書を返還せよといわれても、もう時効だろう。白門同窓生の恥部であることは、重々自覚している。
     
・2006年 
 現在に至る
 プロポーズしたら1週間待ってくれという。そんなに待てないといったら、翌日ハート型のケーキを焼いて待っていてくれた。世の中には奇特な女性がいるものだ。おまけに4人も子どもを産み育ててくれて・・・育児放棄の夫に寛大な女性で・・・おまけに子どもたちは・・・三人の息子と息子のような娘が一人なのだが・・・父親を反面教師として、なんとか実社会に順応している。大したものだ。わが家には、「親の七光り」など存在せず、「子の七光り」で恩恵をいただいているようなものだ。

・2010年 宇宙の旅
 人生も、それなりに辛抱して生きていれば、悪いことばかりではないなと思っている。2010年には、どこで何をしていることやら。宇宙のチリになっているのか、地中に埋もれているのか、はたまた相変わらず時間を見つけては昼寝三昧なのか、こればかりは全く予測がつかない。

・現在
 このブログを始めた頃、2010年なんてずっと未来の存在だった。でも、気がついてみたら2010年はすでに過去のできごとになってしまった。2013年になり、もうじき2014年になろうとしているこの時期に、改めてブログに書き残された何編もの雑文が、自分の心の軌跡という遺産になっていることを感じている。6年前に「昼寝ネコの雑記帳」という単行本を出版した。最近は「続・昼寝ネコの雑記帳~創作短編集」を発刊しようと、密かに機会を窺っている。
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