昼寝ネコの雑記帳

久しぶりのマインド・ストレッチだった


Quinteto ArgenTango - Tzigane Tango

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誰からも電話がかかってこない。来客も集荷も配達もない。
久しぶりにのんびり過ごす時間があった。

天の邪鬼なのか、あれほどするべきことが溜まっていたのに
いざ自由な時間があるとなると、集中力が途切れてしまう。
あまり自分を責めず、単にまだまだ修行が足りないのだと
諦めることにした。

それにしても、世の中は論争のかまびすしい一年になりそうだ。
もちろん大切なテーマであることに異論はない。
大局的に見れば、戦後70年の長きにわたって、
ある種の仕組みを構築し、最終仕上げをしようとしている勢力と、
それを妨げ、できることなら一気に瓦解させようとする勢力の
水面下での暗闘が、随所で表面化しつつあるのではないだろうか。

論争や議論はスポーツやゲームのように、一定のルールに基づいて
明確に勝敗を決することができるような、単純な戦いではないだろう。

ある人は自らその渦中に入り、全存在を賭して参戦している。

とても興味深いのは、民主主義を前面に掲げ
マスコミを総動員して種々のプロパガンダ活動を展開し、
国政を決定的に変革できうる選挙を経て、多数勢力を得たのに
逆の立場になった途端、多数決は民主主義なのか?と主張する。

絶対的矛盾を同一化しているご都合主義に気がついていない。
知的レベルが高いという奢りが、文字通り自分たちの
都合のいいように、ゴールポストを動かしているようにしか見えない。

でもまあ、私ごときは何も発言する必要はない。
対立する両者の論旨を的確に把握し、会員諸氏に対して
それをなるべく正確に紹介してあげることが
優先すべき務めだろうと思っている。
つまり、両論あるいは各論並記となる。
・・・とはいっても、まだ会員を公募していないので
これこそまさに、絵に描いた餅ではある。

賛否両論を聞いていると、しばしば論旨がかみ合わず、
理性を失った感情論に終始しているように感じる。

仮に、両論・各論並記の場が提供されれば、賛成派も反対派も
ある程度は相手の論旨を冷静に理解できるのではないだろうか。
そのような機会を通じて、一般市民の政治意識が少しでも高まり、
あるいは建設的な問題意識が醸成されるのではないだろうか。
と、そんな淡い期待を抱いている。

日本は、発言の自由が保証されている国だ。
なので、建設的な議論は歓迎すべきだと思う。
残念なことに、一般市民が判断材料とすべき情報は
一部のマスメディアによって恣意的に変造され
真実を報道するという姿勢から乖離した、いわゆる
特定国や特定団体の利益を反映する「オピニオン新聞」に
堕してしまっている、という指摘に同意せざるを得ない。

時間はかかるかもしれないが、そのような新聞は
徐々に読者を失い、テレビ局であれば視聴者を失い
経営そのものが根底から危殆に瀕すると考えている。
それこそが、民主主義の健全な醸成の結果だとも思っている。

社内では、もっと営業にシフトして時間と労力を使えと責められ、
周りの人間からは、定期的にジムに行って身体を動かせと非難され、
自分自身からは、もっと集中する時間を長く保つように意見され、
自己嫌悪と葛藤にがんじがらめになっている。

ずっと長い間、自分が早世だろうという強迫観念に囚われていた。
しかし最近は少し違ってきた。
いうところの「長生き」という感覚は全くない。
そうではなく、ある状況、環境の完成を見届けるまでは
執念で必要な技術を習得し、知識を蓄積し、追究を続けようという
使命感のようなものに支えられている。

それは決して名声や地位などのためでなく、純粋に他者のため
という動機が根底にある。
あくまでも無償の行為のつもりだが、なんらかの方法で
収益を上げる必要もあるだろう。
そこが生来のアホなところで、まあいずれはなんとかなるだろうと
そこだけは楽天的に考えている。

目先は悲観的に、長期的には楽観的に・・・そんな気分だ。
戦後70年はピンと来ないが、70年安保闘争、東大安田講堂、
樺美智子さん圧死・・・あれから45年の歳月が流れた。

過去には、ある種の感傷を伴って思い起こす部分もあるが、
最終的には、これまでどこにも帰属せず、どの人間にも師事せず、
未完を恐れず、目に見えない道標を頼りに、やっと入口だと
思えるところまで辿り着いているという印象に励まされている。

孤立の長い行軍だと思ってきたが、ふと考えてみると
常に目に見えない伴走者に励まされてきたようにも感じる。
いずれにしても、なんとか完走を目指して前進したいものだ。

最後はなぜか、自分を鼓舞する仕上がりになってしまった。


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by hirune-neko | 2015-07-19 00:00 | 心の中のできごと | Comments(0)
<< そういえば、旅行なんて久しくし... 有言不実行のまま本来のネコ体質が露呈 >>



妄想から始まり、脳内人格を与えられた不思議な存在
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昼寝ネコのプロフィール
・1951年
 小さいころ、雨ざらしで目ヤニだらけの捨てネコを拾ってきては、親から小言をいわれる。小学校低学年の音楽と図工は通信簿が「2」。中学からバスケを始めるも、高校2年で部活を止め、ジャズ喫茶通いが日課となる。授業が退屈でがまんできず、短編小説を書いては授業中のクラスで強制的に回覧させ、同級生の晩学を妨げることしばしば。早く卒業してほしいと、とくに物理の先生が嘆いていたようだ。ビル・エバンス、チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーンに心酔。受験勉強をすっかり怠り、頭の中は浸水状態。

・1969年 
 中央大学経済学部入学
 まぐれで合格するも、東大安田闘争・70年安保闘争などの影響で神田界隈はマヒ状態。連日機動隊がやってきて大学はロックアウト・封鎖の繰り返し。すっかり希望を失い、大いなる時間の浪費が始まる。記憶に残っているのは、ジャズを聴いたこと、大学ノートに何やら書きなぐったこと、ぼーっと考えごとをすること。数限りなく、雑多なアルバイトをやったこと。一応は無難にこなした・・・はずだ。いろいろ本を買いあさったが「積ん読状態」で、ただ、アルベール・カミュの作品には衝撃を受ける。それと、寮生活だったので、嫌いだった納豆を食べられるようになったのは、収穫だった。

・1974年 
 同大学卒業
 1年留年し、5年かけてなんとか卒業。理由は単位を落としたからだが、結局5年間の学生生活で授業に出席したのは、おそらく数十日ではなかったろうか。毎回レポート試験で単位をいただいたが、ほとんどは寮生仲間に「餃子ライス」を報酬に、作成を代行してもらった。今さら卒業証書を返還せよといわれても、もう時効だろう。白門同窓生の恥部であることは、重々自覚している。
     
・2006年 
 現在に至る
 プロポーズしたら1週間待ってくれという。そんなに待てないといったら、翌日ハート型のケーキを焼いて待っていてくれた。世の中には奇特な女性がいるものだ。おまけに4人も子どもを産み育ててくれて・・・育児放棄の夫に寛大な女性で・・・おまけに子どもたちは・・・三人の息子と息子のような娘が一人なのだが・・・父親を反面教師として、なんとか実社会に順応している。大したものだ。わが家には、「親の七光り」など存在せず、「子の七光り」で恩恵をいただいているようなものだ。

・2010年 宇宙の旅
 人生も、それなりに辛抱して生きていれば、悪いことばかりではないなと思っている。2010年には、どこで何をしていることやら。宇宙のチリになっているのか、地中に埋もれているのか、はたまた相変わらず時間を見つけては昼寝三昧なのか、こればかりは全く予測がつかない。

・現在
 このブログを始めた頃、2010年なんてずっと未来の存在だった。でも、気がついてみたら2010年はすでに過去のできごとになってしまった。2013年になり、もうじき2014年になろうとしているこの時期に、改めてブログに書き残された何編もの雑文が、自分の心の軌跡という遺産になっていることを感じている。6年前に「昼寝ネコの雑記帳」という単行本を出版した。最近は「続・昼寝ネコの雑記帳~創作短編集」を発刊しようと、密かに機会を窺っている。
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