昼寝ネコの雑記帳

自分の弱点を再認識。しかし改める必要があるのだろうか


Milonga for Three - Astor Piazzolla

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今日は、朝から夕方までずっと人と接触していた。
昔からそうだが、私は人と一緒に時間を過ごすのが苦手だ。
理屈抜きに、人に気を許し警戒心を解くことができない。

生まれ育った環境のせいなのだろうと思う。

人と対面すると、耳から相手の言葉を自分の中に入れるが、
人はいくらでも心にないことをいえるし、真意も隠せる。
場合によっては、恣意的・意図的・作為的ないい方も可能だ。
それが人間の本質なのだろうと思う。

なので、人と対面すると相手の心の動きに注意を払う。
そんな時間を過ごしていると、集中力を維持するため
疲労感が募ってしまう。

極度に人付き合いが悪い、と注意されることもある。
昔から団体行動が苦手で、群れをなすのが苦手だ。

社交的な人は、上手に会話を運び打ち解けるのが
得意なように思う。
でも、すべての人間が社交的である必要があるのだろうか。

寡黙な人の中には、誠実で信頼の置ける人はいくらでもいる。
なので、自分を無理矢理に改造し、饒舌で明るく朗らかな
ふりをすることは、無意味なことだと思っている。

もちろん、これまでの人生で気を許し、心を開いた相手は
ほんの数人だが存在する。
何年かぶりに再開しても、すぐに打ち解けるだろう。
それはそれで貴重な人間関係だ。

逆算すると、私には心理カウンセラーは不向きだ。
飛び込み営業を連続するセールスマンも向いていない。
宴会の幹事も無理だ。
心にもない評論を書くこともできない。
政治家など、最も不向きな職業だ。

では、どんな仕事なら熱意を持って遂行できるのか。
それが判れば苦労はしない。
それが判らないので、ここ数十年ずっと葛藤を背負っている。

普通なら定年退職で、悠々自適の生活が始まる年齢なのに。
一体、自分の人生があと何年残されていると思っているのか。

でもようやく、誰も足を踏み入れたことのない領域の
入口までは到達したように思う。
現在、数種類の異なるIT技術の習得を目指している。
これまで、専門業者に外注する予算を確保できず、
独学で対応してきた。

概観すると、専門的な知識を持つスペシャリストは
存在するが、往々にして昨今のプロジェクトは、
複数のカテゴリーの知識が融合して初めて、
機能性が高まるようだ。
なので、例えインストラクターのように、高度な
知識を持たずとも、ある程度の基本的な知識を
いくつもの領域で有する人間が、力を発揮すると思う。

もちろん、予算が無尽蔵で、有能な専門家が各分野に
存在するような大きな企業は別だろう。

プロジェクトには、その理念、構想、時系列の変化
などをきちんと把握しているコンダクターは不可欠だ。
しかしその人物が、いくつもの領域の基本技術を
ある程度は掌握していないと、迷走に至るだろう。

こう考えると、私は今、産みの苦しみの最終局面に
いるのではないだろうかと思う。

もし自分が組織を運営管理する立場の人間だとしても、
特段、愛想がいい必要はなく、付き合いが良くなくても、
スタッフ一人一人の心理状況、専門技術を把握し、
適切に評価して達成感を感じてもらい続ければ、
それと何よりも、到達点を常に視野に入れてさえいれば
人付き合いが悪いという自分の弱点は、やはり
無理に改善しようとする必要はないように思う。

自分らしさを捨てて無理に振る舞っていると、
感性の閃きも妨げられ、空中分解してしまうような気がする。

こういう自己弁護を、強弁とか居直りとでもいうのだろうか。
夜は比較的自由時間を確保できたので、たまには
自己分析もいいかなと思ってみた。


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by hirune-neko | 2015-07-05 22:53 | 心の中のできごと | Comments(0)
<< たまには広告宣伝をお許しくだされ まだそんなに記憶力は衰えていなかった >>



妄想から始まり、脳内人格を与えられた不思議な存在
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昼寝ネコのプロフィール
・1951年
 小さいころ、雨ざらしで目ヤニだらけの捨てネコを拾ってきては、親から小言をいわれる。小学校低学年の音楽と図工は通信簿が「2」。中学からバスケを始めるも、高校2年で部活を止め、ジャズ喫茶通いが日課となる。授業が退屈でがまんできず、短編小説を書いては授業中のクラスで強制的に回覧させ、同級生の晩学を妨げることしばしば。早く卒業してほしいと、とくに物理の先生が嘆いていたようだ。ビル・エバンス、チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーンに心酔。受験勉強をすっかり怠り、頭の中は浸水状態。

・1969年 
 中央大学経済学部入学
 まぐれで合格するも、東大安田闘争・70年安保闘争などの影響で神田界隈はマヒ状態。連日機動隊がやってきて大学はロックアウト・封鎖の繰り返し。すっかり希望を失い、大いなる時間の浪費が始まる。記憶に残っているのは、ジャズを聴いたこと、大学ノートに何やら書きなぐったこと、ぼーっと考えごとをすること。数限りなく、雑多なアルバイトをやったこと。一応は無難にこなした・・・はずだ。いろいろ本を買いあさったが「積ん読状態」で、ただ、アルベール・カミュの作品には衝撃を受ける。それと、寮生活だったので、嫌いだった納豆を食べられるようになったのは、収穫だった。

・1974年 
 同大学卒業
 1年留年し、5年かけてなんとか卒業。理由は単位を落としたからだが、結局5年間の学生生活で授業に出席したのは、おそらく数十日ではなかったろうか。毎回レポート試験で単位をいただいたが、ほとんどは寮生仲間に「餃子ライス」を報酬に、作成を代行してもらった。今さら卒業証書を返還せよといわれても、もう時効だろう。白門同窓生の恥部であることは、重々自覚している。
     
・2006年 
 現在に至る
 プロポーズしたら1週間待ってくれという。そんなに待てないといったら、翌日ハート型のケーキを焼いて待っていてくれた。世の中には奇特な女性がいるものだ。おまけに4人も子どもを産み育ててくれて・・・育児放棄の夫に寛大な女性で・・・おまけに子どもたちは・・・三人の息子と息子のような娘が一人なのだが・・・父親を反面教師として、なんとか実社会に順応している。大したものだ。わが家には、「親の七光り」など存在せず、「子の七光り」で恩恵をいただいているようなものだ。

・2010年 宇宙の旅
 人生も、それなりに辛抱して生きていれば、悪いことばかりではないなと思っている。2010年には、どこで何をしていることやら。宇宙のチリになっているのか、地中に埋もれているのか、はたまた相変わらず時間を見つけては昼寝三昧なのか、こればかりは全く予測がつかない。

・現在
 このブログを始めた頃、2010年なんてずっと未来の存在だった。でも、気がついてみたら2010年はすでに過去のできごとになってしまった。2013年になり、もうじき2014年になろうとしているこの時期に、改めてブログに書き残された何編もの雑文が、自分の心の軌跡という遺産になっていることを感じている。6年前に「昼寝ネコの雑記帳」という単行本を出版した。最近は「続・昼寝ネコの雑記帳~創作短編集」を発刊しようと、密かに機会を窺っている。
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