昼寝ネコの雑記帳

次男のお嫁さんの思いやりある深謀遠慮


Cinzas- Paulinho Moska

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昨日、次男から電話があり、お嫁さんが
話したいことがあるという。
電話を代わってもらった。

地元のスポーツジム2箇所に見学に行ったらしい。
夫婦二人より、家族3人で入会した方が
会費が安くなるのだけど、一緒にどうですか、
というのが用件だった。

アメリカに本社があり、世界各国で展開している
スポーツジムが6月に新規オープンするらしく、
会費を聞いたら、まあそのぐらいならという
ギリギリの線だった。

確かに最近はずっと、デスクワークというより
ブレインワークの時間が異常に長くなり、
数時間で背中がきしむようになっている。

スポーツジムなんて、はるか昔、都心の某ホテルの
メンバーになり、プールを中心に身体を動かしていた
ぐらいのものだ。余裕のある時期だったようだ。
10数年前までは、バスケの高体連の試合で
見習い公認審判として結構走り回っていた。

ところがここ何年かは、歩くのがやっとで
最近はその習慣も途切れがちになっている。
身体にいい訳がない。

かなりの時間を割いているのだが、
IT技術の速いテンポの進化について行けず
習得したい技術や知識がいくつも保留中だ。

集中力、思考力、理解力、記憶力を
なんとか維持したいと思ってはいるのだが。
思うだけになってしまっている。

せっかく次男のお嫁さんが誘ってくれるのだし、
次男自身も私と似たような仕事環境で
身体を動かす必要がある。
なので、手続き一切をお願いした。

今日の夕方、入会手続きを終えたジムの
案内パンフレットがあるので説明したいと
連絡があった。

さすがにアメリカ企業で、マーケティング手法が
プロの業だなと感心した。

お嫁さんが最後にこういった。
「私も主人も身体を動かして汗をかく機会が
必要な時期になったと思ったので、決めました。
でも本当は、私たち以上にお父さんに
健康を維持してもらいたいので、声をかけました」

娘ならおそらく、
「お父さん、ぜんぜん身体を動かしていないんだから
ジムでも行って、ちゃんと健康管理しなさいよ」
という感じなのではないかと想像している。

さすがにお嫁さんなので、私に対し
命令口調で勧めることはできなかったのだろう。
あれこれ考えて、自分たちが入会するのを口実に
誘ってくれた、というのが真相のようだ。

なんて思いやりがあり、そして思慮深いのだろうか。
改めて、家族の一員として
一緒に苦楽をともにしてくれているお嫁さんの
深謀遠慮に、心からのお礼を伝えたいと思う。

改めて直接伝えるのも気恥ずかしいので、
ここに記そうと思う。
どうせFacebookにアップするので、
Facebook友だちになっているお嫁さんの
目にも留まるだろう。

そんな無精で手抜きのお礼で申し訳ないと思うけど
どうもありがとう。

来年の今頃には、見違えるほど
マッチョなネコに変身していたりして。


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by hirune-neko | 2015-04-19 23:00 | 心の中のできごと | Comments(0)
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昼寝ネコのプロフィール
・1951年
 小さいころ、雨ざらしで目ヤニだらけの捨てネコを拾ってきては、親から小言をいわれる。小学校低学年の音楽と図工は通信簿が「2」。中学からバスケを始めるも、高校2年で部活を止め、ジャズ喫茶通いが日課となる。授業が退屈でがまんできず、短編小説を書いては授業中のクラスで強制的に回覧させ、同級生の晩学を妨げることしばしば。早く卒業してほしいと、とくに物理の先生が嘆いていたようだ。ビル・エバンス、チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーンに心酔。受験勉強をすっかり怠り、頭の中は浸水状態。

・1969年 
 中央大学経済学部入学
 まぐれで合格するも、東大安田闘争・70年安保闘争などの影響で神田界隈はマヒ状態。連日機動隊がやってきて大学はロックアウト・封鎖の繰り返し。すっかり希望を失い、大いなる時間の浪費が始まる。記憶に残っているのは、ジャズを聴いたこと、大学ノートに何やら書きなぐったこと、ぼーっと考えごとをすること。数限りなく、雑多なアルバイトをやったこと。一応は無難にこなした・・・はずだ。いろいろ本を買いあさったが「積ん読状態」で、ただ、アルベール・カミュの作品には衝撃を受ける。それと、寮生活だったので、嫌いだった納豆を食べられるようになったのは、収穫だった。

・1974年 
 同大学卒業
 1年留年し、5年かけてなんとか卒業。理由は単位を落としたからだが、結局5年間の学生生活で授業に出席したのは、おそらく数十日ではなかったろうか。毎回レポート試験で単位をいただいたが、ほとんどは寮生仲間に「餃子ライス」を報酬に、作成を代行してもらった。今さら卒業証書を返還せよといわれても、もう時効だろう。白門同窓生の恥部であることは、重々自覚している。
     
・2006年 
 現在に至る
 プロポーズしたら1週間待ってくれという。そんなに待てないといったら、翌日ハート型のケーキを焼いて待っていてくれた。世の中には奇特な女性がいるものだ。おまけに4人も子どもを産み育ててくれて・・・育児放棄の夫に寛大な女性で・・・おまけに子どもたちは・・・三人の息子と息子のような娘が一人なのだが・・・父親を反面教師として、なんとか実社会に順応している。大したものだ。わが家には、「親の七光り」など存在せず、「子の七光り」で恩恵をいただいているようなものだ。

・2010年 宇宙の旅
 人生も、それなりに辛抱して生きていれば、悪いことばかりではないなと思っている。2010年には、どこで何をしていることやら。宇宙のチリになっているのか、地中に埋もれているのか、はたまた相変わらず時間を見つけては昼寝三昧なのか、こればかりは全く予測がつかない。

・現在
 このブログを始めた頃、2010年なんてずっと未来の存在だった。でも、気がついてみたら2010年はすでに過去のできごとになってしまった。2013年になり、もうじき2014年になろうとしているこの時期に、改めてブログに書き残された何編もの雑文が、自分の心の軌跡という遺産になっていることを感じている。6年前に「昼寝ネコの雑記帳」という単行本を出版した。最近は「続・昼寝ネコの雑記帳~創作短編集」を発刊しようと、密かに機会を窺っている。
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