ネット情報の自己保全の必要性Piazzolla Three Tango Violin Contrabass duet Tatiana Porshneva Gennady Krutikov いつもクリックしてくださり有難うございます。とても励みになっています。 あるブログが突然、消滅した。つい最近のことだ。 毎日数十種類の様々なブログやメールマガジンを 閲覧している。 非常に参考になる貴重なブログやメルマガは、 PDFファイル化したり、あるいはEvernoteという ソフトを使って、サイトをクリッピングし そのまま保存している。 私の場合、データの保存には、 クラウドサービスを多用している。 たとえばある人物について調べたいとき、 PDFの文書だと非常に高速で検索できる。 今では、amazon.comもiTunesも、それなりの 容量を無料で利用することができる。 何度か紹介したが、「余命3年時事日記」は 最初から最新までの記事をすべてPDF化して 保存している。 また、「オルタナティブ通信」は、国際的な 広い視野から貴重な情報を提供している。 創刊号からずっと有料購読しており、これも PDF化して保存している。 「株式日記と経済展望」も、ブログ主が 丹念に情報を収集し、その紹介と解説を掲載して 毎日更新している。大変なご努力で頭が下がる。 突然消滅したのは「Darkness」というブログだ。 ブログ主は数種類のテーマを別々に展開しており ある意味では特異な視点を持つ方だ。 しかし、社会事象を大局的に捉えた助言は いつも参考にさせていただいていた。 その「Darkness」が何日か前に接続できなくなり、 一時的な症状かと思っていたのだが、翌日 メールが届き、突然痕跡もなく削除されたという 説明が書かれていた。 しかしさすが不屈の精神で、徹夜作業でサイトを 復旧し、数日後の今日は過去の記事のうち50本を 掲載するに至っている。 ブログ主の説明によれば、過去の記事を100% 保存していなかったという説明を聞いて、 国内外の読者で、サイトをクリッピングしていた 方々が過去記事を送信してくれたそうだ。 ご本人もかなり感銘感謝し、喜んでいた。 さて、私のブログの最古の記事は2007年の2月だ。 なので、ちょうど8年が経過したことになる。 96か月の間、平均すると月間20本近くは 書いたように思っている。 改めて計算してみると、2,000記事にはなりそうだ。 実をいうと、まったく保存していない。 消されることなど念頭に置いていないからだ。 でも、今回の「事件」を目の当たりにして、 時間をかけても丹念に保存作業をしようと思っている。 私は性格も温厚だし(笑)、思っていたとしても 特定の国や政治家、政党、学者やジャーナリストを 糞味噌に罵倒したりは決してしないことにしている。 極めて紳士的に(再度笑)文章化している。 おやおや、かなり前書きが長くなってしまった。 結論はごく数行になると思う(自信はないが)。 外国政府による、日本人に対するプロパガンダ活動は 実に成功裡に終始し、もうひと押しで日本の経済も そして政治も瓦解させ、日本人を自信喪失させようという 目論見が達成できたのではないだろうか。 しかし、大方の予想を裏切り、想像を絶する速度で インターネットが地上を覆い尽くすように なってしまった。 その結果、大多数の方々が実感されているように、 限られたマスメディアに信憑性を置き、 すっかり情報操作されていた日本国民が、 あっという間にネットから情報を吸収するようになり、 判断力も養われ、すでに揺るぎない世論形成を 達成するに至った。 その反動として、知られては困る情報を発信する 個人ブログまでを、抹消しようとしているのだと 判断している。 ブログ運営会社あるいはサーバー運営会社の 経営権を掌握し、または買収すれば、 恣意的に不都合な情報発信源を絶つことは 容易になるのだろう。 世界のすべての国の政府が、程度の差こそあれ なんらかの形でプロパガンダ活動を行っており、 違法行為でない範囲なら、それは国家の自由だろう。 しかし、いきなり個人ブログの抹消に出るような行為が、 今後も継続するならば、その当事国自体が すでに深刻な窮地に追い込まれており、 国家財政あるいは国家運営そのものが 破綻の危機に瀕していることを、内外に知らしめることに なるのではないかと想像している。 個人的には「Darkness」のブログ主に声援を送りたい。 有料メルマガも発行しているが、毎日の更新記事は 無料で閲覧できる。 なかなか大局的に国内外を俯瞰している方なので、 興味がおありになる方は、閲覧されるようお勧めしたい。 ああ、結局は長くなってしまった。悪い癖だ。 最後までお読みくださり、心よりお礼申し上げる。 *ブログ「Darkness」:無料閲覧+有料メルマガ 追記:ブログ主は鈴木傾城(けいせい)さん 「傾城」を辞書で調べると以下の説明がある。 なかなか粋でユニークなネーミングだと思う。 傾城=美人の意,および遊女の意。 漢書に美人を「一顧傾人城,再顧傾人国」 と表現したのに基づき,古来君主の寵愛を 受けて国 (城) を滅ぼす (傾ける) ほどの 美女をさし,のちに遊女の同義語となった。 浄瑠璃,歌舞伎の役柄に多く取入れられ, 女方の基本の一つとされる。 いつもクリックしてくださり有難うございます。とても励みになっています。
by hirune-neko
| 2015-03-04 01:28
| 現実的なお話し
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・1951年
小さいころ、雨ざらしで目ヤニだらけの捨てネコを拾ってきては、親から小言をいわれる。小学校低学年の音楽と図工は通信簿が「2」。中学からバスケを始めるも、高校2年で部活を止め、ジャズ喫茶通いが日課となる。授業が退屈でがまんできず、短編小説を書いては授業中のクラスで強制的に回覧させ、同級生の晩学を妨げることしばしば。早く卒業してほしいと、とくに物理の先生が嘆いていたようだ。ビル・エバンス、チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーンに心酔。受験勉強をすっかり怠り、頭の中は浸水状態。 ・1969年 中央大学経済学部入学 まぐれで合格するも、東大安田闘争・70年安保闘争などの影響で神田界隈はマヒ状態。連日機動隊がやってきて大学はロックアウト・封鎖の繰り返し。すっかり希望を失い、大いなる時間の浪費が始まる。記憶に残っているのは、ジャズを聴いたこと、大学ノートに何やら書きなぐったこと、ぼーっと考えごとをすること。数限りなく、雑多なアルバイトをやったこと。一応は無難にこなした・・・はずだ。いろいろ本を買いあさったが「積ん読状態」で、ただ、アルベール・カミュの作品には衝撃を受ける。それと、寮生活だったので、嫌いだった納豆を食べられるようになったのは、収穫だった。 ・1974年 同大学卒業 1年留年し、5年かけてなんとか卒業。理由は単位を落としたからだが、結局5年間の学生生活で授業に出席したのは、おそらく数十日ではなかったろうか。毎回レポート試験で単位をいただいたが、ほとんどは寮生仲間に「餃子ライス」を報酬に、作成を代行してもらった。今さら卒業証書を返還せよといわれても、もう時効だろう。白門同窓生の恥部であることは、重々自覚している。 ・2006年 現在に至る プロポーズしたら1週間待ってくれという。そんなに待てないといったら、翌日ハート型のケーキを焼いて待っていてくれた。世の中には奇特な女性がいるものだ。おまけに4人も子どもを産み育ててくれて・・・育児放棄の夫に寛大な女性で・・・おまけに子どもたちは・・・三人の息子と息子のような娘が一人なのだが・・・父親を反面教師として、なんとか実社会に順応している。大したものだ。わが家には、「親の七光り」など存在せず、「子の七光り」で恩恵をいただいているようなものだ。 ・2010年 宇宙の旅 人生も、それなりに辛抱して生きていれば、悪いことばかりではないなと思っている。2010年には、どこで何をしていることやら。宇宙のチリになっているのか、地中に埋もれているのか、はたまた相変わらず時間を見つけては昼寝三昧なのか、こればかりは全く予測がつかない。 ・現在 このブログを始めた頃、2010年なんてずっと未来の存在だった。でも、気がついてみたら2010年はすでに過去のできごとになってしまった。2013年になり、もうじき2014年になろうとしているこの時期に、改めてブログに書き残された何編もの雑文が、自分の心の軌跡という遺産になっていることを感じている。6年前に「昼寝ネコの雑記帳」という単行本を出版した。最近は「続・昼寝ネコの雑記帳~創作短編集」を発刊しようと、密かに機会を窺っている。 お気に入りブログ
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