昼寝ネコの雑記帳

誰でもなんらかの依存症で生きている


Astor Piazzolla - Jardines de Africa

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心配や懸念がなく、のんびり生きている人は少ない

長時間、何かに集中し続けていると
当然だが、脳内、神経、肉体に疲労が蓄積する。
疲労が高じると、単に休憩したり仮眠するだけでは
なかなか快復しなくなってしまう。

現実的な問題を抱え込んでしまうと、いくら考えても
思い悩んでもなかなか解決策が見出せないこともある。
厄介なことに対峙したまま時間が過ぎると
忍耐にも集中にも限界が訪れる。

脳内や心の中にわだかまる違和感を拭い去るために
あるいは現実を忘れるために、自己防衛本能が働き
限界点を超える前に、無意識になんらかの手段を講じる。

その手段に継続的に頼り続けていると、やがては
知らないうちに依存症に陥ってしまう。

アルコール、タバコ、薬物、食欲や性欲を満たす、
人にあたる、甘いものを食べる、衝動買いをする、
という一連のカテゴリーが思い浮かぶ。

もうひとつのカテゴリーは、身体を動かすエクササイズ、
好きな音楽を聴く、映画を観る、本を読む、文章を書く、
散歩やドライブをする、などだろうか。

病的な依存症もあるだろうが、多かれ少なかれ
人間は疲労やストレスが溜まると、無意識のうちに
その原因から逃れようとしている。

最初は軽度の依存症であっても、人間の心身は
徐々に依存度を高め、常習化し同時に量的な拡大を
求めてしまう傾向にある。
アルコール、タバコ、薬物、食欲や性欲の場合は
深刻な健康被害や、場合によっては精神的なダメージを
負ってしまうかもしれない。

日常生活で難しいことの一つは、必要に応じて
自分自身を客観的に捉えることだと思う。
怒りにまかせて怒鳴り散らす自分の動画を撮影し
後日、Youtubeでそれを観たら、どう感じるだろうか。

同様に、自分の人生を俯瞰できる装置があり、
現在の自分がこのまま生き続けたら、どんな人生の
結末になるかを映像化してくれるとしたら
それを観て、どう感じるだろうか。
否が応でも強制的に自分を客観視することになる。

実際にはそんな装置など存在する訳がない。

もし自分で自分を客観視できる訓練ができれば、
おそらくは、どのような習慣で自分をコントロールし、
あるいは律すべきかを、自ら実感できると思う。

人間は、失敗に悟り反省に学ぶ。
そのためには、一定期間を生きて経験を積むことが
どうしても必要となってしまう。
同時に、洞察力や想像力、感性を養うことにより、
自分自身を客観視することが容易になる。
いつか人生を振り返ったときに、負いきれない悔悟や
自責の念を、かなり軽減できているのではないかと思う。

私自身、数え切れないほどの失敗を繰り返し、
それと同じぐらいの居直りを続けてきた。
いや、過去形ではなく、まだまだ現在進行形だ。

マイナスの要素に依存し続けるよりは、
・・・かなりの意思力と努力・忍耐を要するけれど、
建設的で健全な内容に依存することで、
人生のそれぞれのシーンを乗り越えていく方が
遥かに佳き生涯を俯瞰することができるようになると思う。


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by hirune-neko | 2014-10-21 14:35 | 心の中のできごと | Comments(0)
<< 視野の広い人、狭い人 逝く人もいれば、来る人もいる >>



妄想から始まり、脳内人格を与えられた不思議な存在
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昼寝ネコのプロフィール
・1951年
 小さいころ、雨ざらしで目ヤニだらけの捨てネコを拾ってきては、親から小言をいわれる。小学校低学年の音楽と図工は通信簿が「2」。中学からバスケを始めるも、高校2年で部活を止め、ジャズ喫茶通いが日課となる。授業が退屈でがまんできず、短編小説を書いては授業中のクラスで強制的に回覧させ、同級生の晩学を妨げることしばしば。早く卒業してほしいと、とくに物理の先生が嘆いていたようだ。ビル・エバンス、チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーンに心酔。受験勉強をすっかり怠り、頭の中は浸水状態。

・1969年 
 中央大学経済学部入学
 まぐれで合格するも、東大安田闘争・70年安保闘争などの影響で神田界隈はマヒ状態。連日機動隊がやってきて大学はロックアウト・封鎖の繰り返し。すっかり希望を失い、大いなる時間の浪費が始まる。記憶に残っているのは、ジャズを聴いたこと、大学ノートに何やら書きなぐったこと、ぼーっと考えごとをすること。数限りなく、雑多なアルバイトをやったこと。一応は無難にこなした・・・はずだ。いろいろ本を買いあさったが「積ん読状態」で、ただ、アルベール・カミュの作品には衝撃を受ける。それと、寮生活だったので、嫌いだった納豆を食べられるようになったのは、収穫だった。

・1974年 
 同大学卒業
 1年留年し、5年かけてなんとか卒業。理由は単位を落としたからだが、結局5年間の学生生活で授業に出席したのは、おそらく数十日ではなかったろうか。毎回レポート試験で単位をいただいたが、ほとんどは寮生仲間に「餃子ライス」を報酬に、作成を代行してもらった。今さら卒業証書を返還せよといわれても、もう時効だろう。白門同窓生の恥部であることは、重々自覚している。
     
・2006年 
 現在に至る
 プロポーズしたら1週間待ってくれという。そんなに待てないといったら、翌日ハート型のケーキを焼いて待っていてくれた。世の中には奇特な女性がいるものだ。おまけに4人も子どもを産み育ててくれて・・・育児放棄の夫に寛大な女性で・・・おまけに子どもたちは・・・三人の息子と息子のような娘が一人なのだが・・・父親を反面教師として、なんとか実社会に順応している。大したものだ。わが家には、「親の七光り」など存在せず、「子の七光り」で恩恵をいただいているようなものだ。

・2010年 宇宙の旅
 人生も、それなりに辛抱して生きていれば、悪いことばかりではないなと思っている。2010年には、どこで何をしていることやら。宇宙のチリになっているのか、地中に埋もれているのか、はたまた相変わらず時間を見つけては昼寝三昧なのか、こればかりは全く予測がつかない。

・現在
 このブログを始めた頃、2010年なんてずっと未来の存在だった。でも、気がついてみたら2010年はすでに過去のできごとになってしまった。2013年になり、もうじき2014年になろうとしているこの時期に、改めてブログに書き残された何編もの雑文が、自分の心の軌跡という遺産になっていることを感じている。6年前に「昼寝ネコの雑記帳」という単行本を出版した。最近は「続・昼寝ネコの雑記帳~創作短編集」を発刊しようと、密かに機会を窺っている。
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