昼寝ネコの雑記帳

小学生の投稿が雑誌に掲載された


Ástor Piazzolla - Cinco Piezas - I. Campero


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ネコだってたぬきだって、軽く見ちゃあいけないんだよ


学生の頃、中学生と高校生の家庭教師は
何度か引き受けたことがある。ある日、
小学5年生の男の子を引き受けてくれといわれた。
今年の初め頃だっただろうか。

別に資格は持っていないが、一番得意なのは
英語を教えることだ。
学生時代から進学塾で10年は教えただろうか。
でも小さい子どもに英語を教えるのは反対だ。
まずは母国語でしっかりした思考能力を養い
感情表現ができるようになるべきだと思っている。

依頼主はその男の子のおばあちゃんだった。
で、娘さん、つまりその子の母親も一緒に
面倒をみてほしいといわれた。

驚いたのはそれだけではなかった。
英語ではなく、なんと「インテリジェンス」を
教えてほしいという。

はっ!?

私自身が独学で学び始めているのだから、
教えるなんてとんでもない。
でも・・・自分でいうのもなんだけど
かなり独創的な発想の
インテリジェンス手法を
創り出そうとしているのは確かだと
自任はしている。

結局は引き受けて、私なりのカリキュラムを考えた。

土曜日に時間を確保するのがやはり困難で、
結局は数度お邪魔しただけだった。

小学生なのに、国を守るという意識が強く
防空識別圏がなんたらとか、かなりよく
勉強しているので驚いた。

正しい日本語、複数の外国語、歴史、地理、
数学、思想史、外交史、戦史、哲学、論理学
など幅広い知識を身につけるよう勧めた。

将棋は江戸時代には武士のたしなみだった、
とかなんとか理屈をいいながら、勉強の最後は
カバンから将棋盤を出して、何局か対戦した。

お母さんには、断続的にインテリジェンスの
実践例として、自作の資料や引用資料を
メールで送っている。

数日前、そのお母さんからメールが入った。
読んでみたらなんと、男の子がある保守系の
よく知られた雑誌に原稿を投稿し、それが
今月号に掲載されたので送りますとのことだった。

翌日、送られてきた雑誌に目を通した。
保守的な思想傾向の大人に混じって、
堂々と一番最初に男の子の名前があった。

彼は私のことを「昼寝ネコ先生」と呼ぶ。
お母さんも私のことを人間名前でだが、
先生と呼んでくれる。

たった数回の師弟関係ではあるが、それでも
「教え子」が、由緒ある思想雑誌に評価された
事実は、「恩師」である身には、嬉しいものだ。

このようなしっかりした意思と発想を持つ人材が
徐々に成長し、日本の中枢で活躍してくれることを
心から願っている。

いつだったか、防衛大に行きたいなんていってたので
末は防衛幕僚長にでもなるのかもしれない。

今日本が戦争の渦中にあるなんていうと、
おそらくは変人扱いされると思う。
確かに全面戦争ではなく、ごく限定的な地域での
領土侵略あるいはその企図しか報道されない。

しかし、昼寝ネコ流のインテリジェンス感覚では
もうとっくの昔から諜報活動は始まっており、
かなり巧妙に、他国勢力が日本の中枢に影響力を
及ぼしているのは紛れもない事実だと認識している。

つい1週間前に5番目の孫が生まれた。
今生で、ひ孫の顔を見ることはないと思うが、
仕事で毎日、新たな小さい生命を引き受けた
ご両親たちから連絡が入る。

日本が、安全・平和な国であり続け
小さい子どもからお年寄りまでが、安心して暮らせる
いい国であり続けてほしいと、心から願っている。

なので私は、たとえ異端視されようとも
引き続きカウンター・インテリジェンスの研究を
目立たないように継続して行きたいと考えている。

世の中は広いのだから、ネコだってたぬきだって、
もしかしたら人間のために、人知れず
働いているのかもしれないと考えている。


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by hirune-neko | 2014-10-06 22:21 | 心の中のできごと | Comments(2)
Commented by Romarin at 2014-10-07 03:26 x
ご無沙汰してしまいました。
昼寝ネコ先生、万歳ですね(^_−)−☆
どうぞこの先もインテリジェンスの教授を続けてください。
それからお孫さんのお誕生、おめでとうございます。
Commented by hirune-neko at 2014-10-07 11:41
Romarinさん

お読みくださり、有難うございます。

もうこの歳になりますと、自分のためにあれがほしいとか、これがほしいなどという利己的な欲がどんどん縮小しています。国を担う次世代の方たちに、少しでも役に立ちたいと、殊勝な気持ちです。

あっ、でも昨晩、20代の頃に憧れた「Grand Banks」というボートをネットで検索しました。値段を見てため息をつきました。億ション以上の値段なんです。でも、再び物欲がわき上がりまして、晩年は船上生活者もいいかなと思い始めています。

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昼寝ネコのプロフィール
・1951年
 小さいころ、雨ざらしで目ヤニだらけの捨てネコを拾ってきては、親から小言をいわれる。小学校低学年の音楽と図工は通信簿が「2」。中学からバスケを始めるも、高校2年で部活を止め、ジャズ喫茶通いが日課となる。授業が退屈でがまんできず、短編小説を書いては授業中のクラスで強制的に回覧させ、同級生の晩学を妨げることしばしば。早く卒業してほしいと、とくに物理の先生が嘆いていたようだ。ビル・エバンス、チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーンに心酔。受験勉強をすっかり怠り、頭の中は浸水状態。

・1969年 
 中央大学経済学部入学
 まぐれで合格するも、東大安田闘争・70年安保闘争などの影響で神田界隈はマヒ状態。連日機動隊がやってきて大学はロックアウト・封鎖の繰り返し。すっかり希望を失い、大いなる時間の浪費が始まる。記憶に残っているのは、ジャズを聴いたこと、大学ノートに何やら書きなぐったこと、ぼーっと考えごとをすること。数限りなく、雑多なアルバイトをやったこと。一応は無難にこなした・・・はずだ。いろいろ本を買いあさったが「積ん読状態」で、ただ、アルベール・カミュの作品には衝撃を受ける。それと、寮生活だったので、嫌いだった納豆を食べられるようになったのは、収穫だった。

・1974年 
 同大学卒業
 1年留年し、5年かけてなんとか卒業。理由は単位を落としたからだが、結局5年間の学生生活で授業に出席したのは、おそらく数十日ではなかったろうか。毎回レポート試験で単位をいただいたが、ほとんどは寮生仲間に「餃子ライス」を報酬に、作成を代行してもらった。今さら卒業証書を返還せよといわれても、もう時効だろう。白門同窓生の恥部であることは、重々自覚している。
     
・2006年 
 現在に至る
 プロポーズしたら1週間待ってくれという。そんなに待てないといったら、翌日ハート型のケーキを焼いて待っていてくれた。世の中には奇特な女性がいるものだ。おまけに4人も子どもを産み育ててくれて・・・育児放棄の夫に寛大な女性で・・・おまけに子どもたちは・・・三人の息子と息子のような娘が一人なのだが・・・父親を反面教師として、なんとか実社会に順応している。大したものだ。わが家には、「親の七光り」など存在せず、「子の七光り」で恩恵をいただいているようなものだ。

・2010年 宇宙の旅
 人生も、それなりに辛抱して生きていれば、悪いことばかりではないなと思っている。2010年には、どこで何をしていることやら。宇宙のチリになっているのか、地中に埋もれているのか、はたまた相変わらず時間を見つけては昼寝三昧なのか、こればかりは全く予測がつかない。

・現在
 このブログを始めた頃、2010年なんてずっと未来の存在だった。でも、気がついてみたら2010年はすでに過去のできごとになってしまった。2013年になり、もうじき2014年になろうとしているこの時期に、改めてブログに書き残された何編もの雑文が、自分の心の軌跡という遺産になっていることを感じている。6年前に「昼寝ネコの雑記帳」という単行本を出版した。最近は「続・昼寝ネコの雑記帳~創作短編集」を発刊しようと、密かに機会を窺っている。
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