昼寝ネコの雑記帳

そろそろネコからトラに変身しなくては


Astor Piazzolla - Marejadilla


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そろそろネコからトラに変身しなくては





北海道の叔父が脳梗塞で入院したらしい。
軽度だとのことで安心している。
仕事中に動作が緩慢になり、周りの人たちが
過去の経験から脳梗塞を疑って、すぐに
病院に行ったため、さしたる後遺症もないようで、
不幸中の幸いだった。

何年も前、知人の奥さんが脳内出血で倒れた。
友人と会食中に突然、何も考えられなくなった、
と、そこまで言葉を発して倒れたらしい。
去年、久しぶりにお会いしたが、会話はできるものの
下半身が不自由のようで、車椅子だった。

なので、少し用心深くなったらしく
脳内に疲労が溜まったと感じたら、予防線を張って
考える作業から離れ、別のことをするようにしている。
で、何をするかというと、間抜けな話しなのだが
大体は決まって、「詰め将棋パラダイス」で
私にとってはかなり難解な問題を解き、
マイナビで購入した「コーヤン流三間飛車の極意・急戦編」の
棋譜で勉強するか、さもなかったら「Z将棋」などの
将棋ソフトと対戦している。これもかなり脳に負担がかかる。

なので、本当はコメディ映画でも観ればいいのだろうと思う。
しかし習性とは恐ろしいもので、軽い映画だと観た後で
時間を無駄にしたような気になってしまい、罪悪感を感じる。

何日か前に疲労困憊し、無料動画サイトを開いた。
なんとなく気になった映画があり、
最初の5分ぐらいまで観て、止めにした。
いかにも胃に重い内容が予想された。

その数日後、ストーリー展開と結末が気になり
途中から10数分観たのだが、とてもリアルな展開で
結局はそこで止めてしまった。

今日、私にしては朝の早い時間帯から、
かなり集中力を要する作業を始めたが、2時間ほど経ったとき、
突然、判断スピードが低下し、直前にしていたことと、
どこに到達すればいいのかが分断され、危険を感じた。
いつもは熟睡している時間帯に、脳をフル回転させたせいだと
自己判断して仕事を中断した。

で、アホな私は頭を休めることをせずに、
詰め将棋を解き、コーヤン流三間飛車の
序盤定跡の棋譜を勉強し、iPadで「将皇」という
将棋ソフトと対戦した。
おかげで頭がすっきりしたので、コンピュータの前に戻った。

そこで突然、途中で止めてしまった映画が気になり始めた。

知っている俳優は一人もいなかった。
カナダ映画なのだろうか。夫は大学の先生で妻は産婦人科医。
本当にリアリティがあるストーリー展開で、ある意味では
映画に没頭できず、自分自身の内面との対話を強制された。

半分ぐらいからは得意の「早送り」で観てしまったが
どんな展開になるかは、その時点で予測がつき、
確認の意味で最後まで(早送りで)観てしまった。

感動する訳でもなく、決して面白くもなく、
どちらかというと、何かが欠落した現代人特有の
脆弱な心理構造を、丹念にそしてシニカルになぞっている。
なので、作品名には触れず、ストーリーの概要も
記載しないことにする。

もしアルベール・カミュが生きていたら、
原作者だと聞いても真に受けただろうと思う。
18歳の頃から「不条理」という名の呪縛を受け、
意識はしていないものの、そこから抜け出そうともがいている。

単に観念だけの問題ではなく、生き方としての
自己完結ができるかどうか、これでもネコはネコなりの
葛藤を抱えているのだなと、こんな日は自覚している。







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by hirune-neko | 2014-05-02 23:10 | 心の中のできごと | Comments(0)
<< 人生の到達点と国際社会構造の壁 上から目線?いいえ、ネコから目線です >>



妄想から始まり、脳内人格を与えられた不思議な存在
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昼寝ネコのプロフィール
・1951年
 小さいころ、雨ざらしで目ヤニだらけの捨てネコを拾ってきては、親から小言をいわれる。小学校低学年の音楽と図工は通信簿が「2」。中学からバスケを始めるも、高校2年で部活を止め、ジャズ喫茶通いが日課となる。授業が退屈でがまんできず、短編小説を書いては授業中のクラスで強制的に回覧させ、同級生の晩学を妨げることしばしば。早く卒業してほしいと、とくに物理の先生が嘆いていたようだ。ビル・エバンス、チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーンに心酔。受験勉強をすっかり怠り、頭の中は浸水状態。

・1969年 
 中央大学経済学部入学
 まぐれで合格するも、東大安田闘争・70年安保闘争などの影響で神田界隈はマヒ状態。連日機動隊がやってきて大学はロックアウト・封鎖の繰り返し。すっかり希望を失い、大いなる時間の浪費が始まる。記憶に残っているのは、ジャズを聴いたこと、大学ノートに何やら書きなぐったこと、ぼーっと考えごとをすること。数限りなく、雑多なアルバイトをやったこと。一応は無難にこなした・・・はずだ。いろいろ本を買いあさったが「積ん読状態」で、ただ、アルベール・カミュの作品には衝撃を受ける。それと、寮生活だったので、嫌いだった納豆を食べられるようになったのは、収穫だった。

・1974年 
 同大学卒業
 1年留年し、5年かけてなんとか卒業。理由は単位を落としたからだが、結局5年間の学生生活で授業に出席したのは、おそらく数十日ではなかったろうか。毎回レポート試験で単位をいただいたが、ほとんどは寮生仲間に「餃子ライス」を報酬に、作成を代行してもらった。今さら卒業証書を返還せよといわれても、もう時効だろう。白門同窓生の恥部であることは、重々自覚している。
     
・2006年 
 現在に至る
 プロポーズしたら1週間待ってくれという。そんなに待てないといったら、翌日ハート型のケーキを焼いて待っていてくれた。世の中には奇特な女性がいるものだ。おまけに4人も子どもを産み育ててくれて・・・育児放棄の夫に寛大な女性で・・・おまけに子どもたちは・・・三人の息子と息子のような娘が一人なのだが・・・父親を反面教師として、なんとか実社会に順応している。大したものだ。わが家には、「親の七光り」など存在せず、「子の七光り」で恩恵をいただいているようなものだ。

・2010年 宇宙の旅
 人生も、それなりに辛抱して生きていれば、悪いことばかりではないなと思っている。2010年には、どこで何をしていることやら。宇宙のチリになっているのか、地中に埋もれているのか、はたまた相変わらず時間を見つけては昼寝三昧なのか、こればかりは全く予測がつかない。

・現在
 このブログを始めた頃、2010年なんてずっと未来の存在だった。でも、気がついてみたら2010年はすでに過去のできごとになってしまった。2013年になり、もうじき2014年になろうとしているこの時期に、改めてブログに書き残された何編もの雑文が、自分の心の軌跡という遺産になっていることを感じている。6年前に「昼寝ネコの雑記帳」という単行本を出版した。最近は「続・昼寝ネコの雑記帳~創作短編集」を発刊しようと、密かに機会を窺っている。
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